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資源事業

周囲を海に囲まれ、平野部が限られている日本では、大規模な埋立プロジェクトが昔から数多く進められてきました。関西国際空港などの建設工事は、その新しい一例です。太平洋セメントは全国に多くの石灰石鉱山を保有しています。そこから産出する石灰石はセメント原料として用いられるだけでなく、鉄鋼・化学・製紙の分野でも重要な役割を果たし、さらに良質な骨材として生コンクリートやコンクリート製品、土木の分野に用いられ、高い評価を得てきました。私たちは保有する豊富な資源とノウハウを最大限に活かし、社会に貢献する事業を展開していきます。

▲峩朗鉱山(北海道)
▲寒水石(白色の結晶質石灰岩)
▲建設発生土の受け入れ

鉱山から産出する骨材を主体に。
各地の鉱山が産み出す石灰石骨材を中心として販売しています。生コンクリート用の粗骨材と細骨材が主要商品ですが、コンクリート製品用、路盤材など土木用の骨材も着実に伸び始めました。また石灰石以外の骨材として砂岩や安山岩にも着目。供給拠点を各地に設け、それぞれの採掘場から直送しています。

石灰石を中心に多種多様な製品を。
マルチな機能をもつ石灰石は様々な分野で用いられています。例えば鉄鋼用。鉄は鉄鉱石を精練してつくりますが、その精製過程で不純物を除くために石灰石が使われます。あるいは製紙用。紙の内填剤、コート材として石灰石は欠かせない素材です。生石灰・消石灰・フィラー・珪石・珪石粉など取扱い商品は石灰石以外にも様々。さらに中空セラミックス、セピオライト、ワラストナイト、カオリンなど日本で手に入れにくいものは海外ネットワークを駆使して輸入、販売しています。また韓国、台湾へは石灰石を輸出。国内だけでなく海外の石灰石市場への進出を図っています。

建設発生土の処理、有効利用
首都圏を中心とした公共事業や都市開発工事などの大型工事に伴って発生する膨大な建設発生土の円滑な処理および有効利用は社会的な課題となっています。
資源事業部ではこの建設発生土の課題に対してソリューションメニューを提供しています。汚染のある建設発生土についてはセメントの原材料として資源化処理を行い、汚染のない良質な建設発生土については鉱山の埋め戻し材として受け入れることで、建設発生土の有効利用を実現しています。また、重金属などの汚染物質が溶出しないように処理するための資材/不溶化材を提供し、原位置での有効利用も推進しています。

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