1).都市ごみのリサイクル |
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生ごみ状態から、焼却後の灰の処理に至るまで、さまざまな状態の都市ごみについて処理技術の開発に取り組んでいます。特に都市ごみ焼却灰の処理については、世界初の「エコセメント工場」が千葉県市原市で建設中なのをはじめ、普通セメント原料化についても既に実用段階に入っています。 |
2) 汚泥のリサイクル |
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さまざまな産業から発生する汚泥の処理、セメント原料化を行っています。また特に下水汚泥については、臨海型セメント工場と各地のサービスステーションを結ぶ海上物流ネットワークを活用した広域処理事業に着手するのをはじめ、下水処理施設の個別の実情に応じた最適な汚泥処理方法を提案し事業を展開しています。 |
3).廃プラスチックのリサイクル |
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株式会社平和との共同開発技術により、年間40万台の廃パチンコ台をRDF化しています。また塩ビ以外の廃プラ燃料化については、13年度に8万トン以上の処理ができるよう設備能力を増強するとともに、微粉炭代替や乾留ガス化技術の開発にも取り組んでいます。 |
4).建設廃棄物のリサイクル |
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今後予定されている「建設リサイクル法」の制定をにらみ、現在年間2万トン行っている廃石膏ボード処理事業の拡大に加え、木屑の処理についても事業化の予定です。 |
5).産業クラスターの構築 |
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電力、鉄鋼、製紙などさまざまな業界との連携を一層強化し、全国13箇所の当社グループセメント工場との間で全国規模のゼロエミッションネットワーク構築に向け具体的検討を進めています。 |
6).地球環境問題への対応 |
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東京都との共同開発技術を利用し、秩父工場でセメントキルンによるフロン破壊事業を行っています。また窒素酸化物の分解機能を有する「光触媒セメント」はこれまで1万平米近い施工実績をあげており、今後交通量の多い道路の環境対策工事に広く採用されることが期待されます。 |
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今回の組織改定により当社はこうした社会の構造変化に敏速に対応できる体勢を整えます。ゼロエミッション事業部はさまざまなニーズに機動的に対応するためグループ制をとり、当面本・支店合計で約100名の体制でスタートします。全国に広がる太平洋セメントグループのネットワークを生かし、現状約300億円の環境事業の売上を3年後には500億円に拡大する計画です。 |