ニュースリリース
平成14年11月5日 太平洋セメント株式会社 流動化処理土事業「LSS川崎プラント」 太平洋セメント株式会社は11月1日、流動化処理土事業の新プラントとして「LSS川崎プラント」の営業を開始しました。 このたび竣工した「LSS川崎プラント」は、当社が本年7月より三井埠頭株式会社(川崎市)構内に建設を進めていたもので、流動化処理土を川崎市を中心とした半径20km圏内に供給します。 当プラントが採用した流動化処理工法(LSS工法:Liquefied Soil Stabilization Method)は、シールド工事等から発生する汚泥(泥水)にセメント系固化材を混合した「流動化処理土」(ジオレミコン)を建設現場の埋め戻しや裏込め及び地下空洞の充填等に再利用するものです。流動化処理土は生コン車により搬送し、生コンクリート同様直接流し込みかポンプ圧送方式により打設することができます。 また、今春同社構内に完成した「関東アッシュセンター」を活用し、石炭灰を使用した充填用スラリー(FAモルタル)を販売する予定です。 「LSS川崎プラント」は川崎市より産業廃棄物処理業の許可を取得しており、「流動化処理工法研究機構」の指定プラントとなっています。 当面の年間出荷量は合計5万m3を見込んでおり、将来的には7万m3程度まで引き上げる計画です。 <LSS川崎プラントの概要>
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