ニュースリリース
平成15年3月19日 太平洋セメント株式会社 糸魚川及び土佐IPPの共同事業化 太平洋セメント株式会社は、現在稼動中の糸魚川発電所と平成17年稼動予定の土佐発電所の電力卸供給事業(IPP事業)の共同事業化を検討してまいりましたが、今般、電源開発株式会社と協議が整い、今月18日に共同事業化協定を締結いたしました。 弊社を取り巻く事業環境は、公共投資縮減によるセメントの国内需要の減少、またグローバルな企業間競争の激化により、今後ともより一層厳しさが増していくものと予想されます。このような状況下、弊社は財務構造の改善・経営基盤の強化を図るべく04中期経営計画を策定し、投資・事業全般の見直しを行っております。今般その一環として、本共同事業化を実施することと致しました。 共同事業パートナーである電源開発社の持つこれまでの発電事業で培った高度なノウハウと信用は、今後長期にわたる電力卸供給事業の安定化にとって、大きな効果を発揮するものと判断致しております。 本共同事業化による財務構造改善の効果額は、04中期経営計画期間中において191億円を見込んでおり、固定資産売却により今期約9億円の特別利益を想定しております。なお、弊社の今期業績は、現在集計中であります。 <糸魚川IPP事業>
<土佐IPP事業>
なお、今年度糸魚川発電社への弊社固定資産の譲渡取引の概要は以下のとおりです。 1.譲渡価額 105億円 2.譲渡益 9億円 3.譲渡日 平成15年3月31日 |