ニュースリリース
平成15年3月24日 太平洋セメント株式会社 賃貸不動産の一括流動化について 太平洋セメント株式会社は、所有する賃貸不動産29物件について、今月25日に一括して流動化を実施致します。 弊社を取り巻く事業環境は、公共投資縮減によるセメントの国内需要の減少、また、グローバルな企業間競争の激化により、今後とも、より一層厳しさが増していくものと予想されます。このような状況下、弊社は財務構造の改善・経営基盤の強化を図るべく04中期経営計画を策定し、投資・事業全般の見直しを行っております。今般、その一環として、本不動産流動化を実施することと致しました。 今回の流動化対象不動産は、その所在、用途、賃貸事業方式が多岐にわたるため、流動化に当たっては、不動産専門会社である三井不動産株式会社をパートナーとし、スキームアレンジメントから、流動化後のSPCによる資産価値の維持・向上に至るまで、同社の不動産証券化および不動産運営管理のノウハウを積極的に活用して、収益の極大化を図るものです。 本流動化による財務構造改善の効果額は130億円となる見込みであり、特別利益として69億円を想定しております。 なお、弊社の今期業績は、現在集計中であります。 また、豊洲ONビルをはじめとする所有不動産につきましても、引続き流動化等の検討を進めて参ります。 記 1.取引の概要
2.信託する資産の内容
3.信託受益権譲渡先の概要
4.信託および信託受益権譲渡の日程(予定) 平成15年3月25日 信託契約締結 平成15年3月25日 信託受益権譲渡契約締結 平成15年3月25日 信託受益権譲渡 |