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平成16年3月9日

太平洋セメント株式会社

経営機構改革・組織改定および役員人事異動のお知らせ


 太平洋セメント株式会社は、本日開催の取締役会において、太平洋セメントグループの連結経営をより効率化するため、平成16年4月1日付で「執行役員制度」および「社内カンパニー制度」の導入を骨子とする経営機構改革・組織改定および役員人事異動を実施することを決定いたしました。
 また、6月開催予定の第6回定時株主総会およびその後の取締役会・監査役会に付議する取締役および監査役の人事異動について内定いたしましたので、併せてお知らせいたします。

Ⅰ.経営機構の改革
 目的: 取締役会の経営機能と業務執行機能を分離し、コーポレートガバナンス強化を図るとともに、業務執行責任を明確化する。取締役会は経営方針の立案、業務執行の監視・監督にあたり、執行役員が業務執行に専念する。

1.経営会議の設置
1) 取締役会の意思決定をサポートする機関として「経営会議」を設置する。
2) 「経営会議」はグループ経営の方針・方向に関する事案を審議・決定する。
3) 「経営会議」は代表取締役と、後述する各カンパニー・プレジデントおよびCS(コーポレート・スタッフ)部門・PS(プロフェッショナル・スタッフ)部門・R&D(研究・開発)部門担当の執行役員により構成する。

2.執行役員制度の導入
1) 執行役員は取締役会にて、当社およびグループ会社の役員・従業員の中から選任し、任期は2年とする。
2) 執行役員の区分は、専務執行役員、常務執行役員、執行役員とする。
3) 執行役員の区分および担当は、取締役会にて決定する。
4) 執行役員は区分に応じ、担当する業務執行について別に定める権限と責任を有する。

Ⅱ.組織の改定
1.社内カンパニー制の導入
目的: 各事業分野のグループ経営の強化により事業価値の最大化を図る。また、大幅な権限の委譲により迅速な意思決定を行い、事業環境の変化への即応力を高める。

1) 次の7つの社内カンパニーを設置する。
1.セメント 2.資源 3.環境事業 4.不動産 5.建材
6.CE(セラミックス・エレクトロニクス) 7.海外
2) 各カンパニーは当社単体の事業部門と、これに関連するグループ会社で構成する。
3) カンパニー・プレジデントは執行役員から選任する。

2.本社組織の改編
目的: 当社本社をグループ経営の本社と位置付け、機能別に3部門に改編する。これにより業務の効率化を図り、今後「小さな本社」に向けてスリム化を推進して行く。
1) CS(コーポレート・スタッフ)部門は、経営支援機能とカンパニー間の調整・モニタリング機能を担う。
2) PS(プロフェッショナル・スタッフ)部門は、専門性とコスト意識に基づくサービスの提供と所管分野の管理・統括機能を担う。
3) R&D(研究・開発)部門は研究開発機能を担う。

3.全社組織
  全社の組織は別紙1の通り。

Ⅲ.役員人事異動
 別紙2の通り。


*参考資料(太平洋セメントグループ経営機構概念図)


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