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リントルを使用したリン回収技術


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リントルを使用したリン回収技術

リントルはセメント・肥料のそれぞれの産業で養った技術を活用して開発した非晶質ケイ酸カルシウム水和物系の資材です。
ケイ酸カルシウム系の資材として広く知られているALC(軽量気泡コンクリート)やケイ酸カルシウム板は結晶質ですが、リントルは非晶質であるため高いリン回収性を有します。さらに、リントルによるリン回収物は肥料取締法の中の副産りん酸肥料として利用できるように材料設計されています。

特徴

Point1 高いリン反応性
  • リンとの親和性が高いカルシウムをベースにした非晶質の無機系材料です。
  • リン回収物はリンの含有率が高いため、りん酸質肥料や肥料原料として使用できます。
Point2 選択的吸着性
  • リン回収物には、排水に含まれる有機物の混入が少なく、肥料化(りん酸質肥料)の制約となる窒素の混入を抑制できます。
消化汚泥分離液からのリン回収品のN含有量
  • 炭酸を含む排水でも高いリン回収性能を示します。他のカルシウム系のリン回収資材と比べて、リントル®は妨害成分である炭酸の影響を受け難い資材です。
炭酸を含む排水からのリン回収結果
Point3 優れた沈降性
  • リン回収物は静置すると速やかに沈降します。
  • リン回収物は脱水性が良く、固液分離が容易です。
沈降性の比較

リントルによるリン回収イメージ



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