■この仕事を選んだ理由
土木工学専攻ということから、設計コンサルタントへの就職も考えていました。その一方で、高校時代は化学部に在籍し、化学的な分野についても大変興味があったため、研究室は土木材料研究室に所属しながら、無機化学の教授の下でコンクリート材料に関する研究を行いました。化学と土木、その経験を生かしたいと考え、セメントメーカーへの就職を決めました。
■この仕事の面白さとは?
成熟したセメント・コンクリート業界の中で、これまでの概念にとらわれない最先端材料の開発に携われること。ゼネコンや設計コンサルタントでも材料開発を行うことはできますが、セメント系材料の開発にダクタルのような材料レベルから新しいモノを生み出し実用化するのは材料メーカーの強みであると思います。研究対象として、いわば特殊な材料を扱えるのが、この仕事の面白さです。
■必要な資質やスキルは?
自分達でコンクリートを練りますから、線の細いデスクワークというより現場に近い、意外とパワーが要る仕事です。自分も含めて同僚のほとんどは土木、建築系出身なので、そういった資質を持った人の方が向いているのかもしれません。
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■合っている人はどんなタイプ?
研究開発は、スムーズに進み良い結果が得られることは非常に稀です。一見無駄と思える実験試験から結果を導き出す、努力とめげないことが必要ではないでしょうか。また、企業の研究者は、共同開発者とのチームワークにより打開できることがあります。協調性も必要です。
■入社前と後ではイメージのギャップはある?
メーカーの研究所は、いわゆるホワイトカラー的な職場だと想像していましたが、セメント・コンクリート開発部署は学生時代の研究室と大きな違いはありませんでした。会社に関しては歴史も古く伝統を感じるのは入社前と同じですが、研究所では、合併した旧3社のノウハウを基盤に、常に最先端を走る業界の頭脳として大きな役割を果たしている点は新鮮でした。
■就職活動中の学生のみなさんへ
最初に面接を受けた会社では、緊張のあまり言葉に詰まってしまい、ほとんど何も言えませんでした。これをきっかけに、2社目からは開き直って言いたいことを言おうと決めました。当社を受けた時は、分からない事は正直に「分からない」と答え、自分の得意分野については自信を持って答えることが出来ました。勿論事前の準備は必要ですが、本番では詰まってしまうよりは、何でもはっきりと答えることが大事ではないでしょうか。
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