CASE STUDY

導入事例

Interview 01

幅広いお客様が訪れるプロフェッショナルなお店アクアフォレスト新宿店

全国一の利用客を誇る新宿駅から、徒歩数分にある地下商店街の新宿サブナード。その一角に「アクアフォレスト新宿店」はあります。周りに並ぶファッション関係のショップや飲食店とは違う、独特の雰囲気を醸し出している店構え。そこは大都会の喧噪から逃れることができる、癒し空間になっているようにも思えます。今回はそんなアクアフォレスト新宿店の店長、八田崇歩さんにお話をうかがいました。

バラエティー豊富なお客様が訪れる店

ー お店の特徴を教えてください

八田さん:小型の淡水魚と水草をメインに扱っています。新宿にあるので利便性が非常に良いのが強みです。

ー ほかに支店はありますか?

八田さん:はい。東京スカイツリーがそびえる押上にある「アクアフォレストソラマチ店」が、2016年4月にオープンしました。ソラマチ店では、淡水魚と水草のほかに、少しだけ海水魚も扱っています。

ー 新宿店はどんなお客様が多いですか?

八田さん:やはり新宿ということで、学生からサラリーマン、主婦など、じつにさまざまなお客様がいらっしゃいます。アクアリウムショップは午後から開店するお店が多いのですが、ここは午前中から営業しているので、夜勤明けのお客様もいらっしゃるんです。

ー 初心者の方もいらっしゃいますか?

八田さん:どちらかといえば、初心者の方が多いと思います。アクアリウムはどうしても難しいというイメージがありますし、ちょっとした技術的な部分も必要ですので、しっかりと説明をして販売することが重要だと考え、当店ではスタッフを多く配置しています。

ー スタッフには、アクアリウム関連の専門学校で学んだ方が多いそうですので、心強いですね。

八田さん:初心者の方には、アドバイスしてくれるところ、アフターフォローをしてくれるところということで、当店を選んでいただけているのかなと。また、もともとアクアリウム愛好者は圧倒的に男性が多いのですが、当店では女性の比率が高いかなと感じますね。

癒しやインテリアにもオススメ!
「水草水槽」

ー 水草をメインにしているのはなぜですか?

八田さん:当店では、「癒し」やインテリアとしての水草水槽をご提案しているんです。昔はアクアリウムというと、魚を飼うことが主流でした。今は、インテリアとして楽しんだり、園芸の延長線上で水草を育てたり、アートに近い感覚で水草を美しくディスプレイする、という側面に力を入れています。

ー 水草を育てるのは難しいイメージがあるのですが…

八田さん:水草は、じつは適切な用品があればちゃんと育つんです。ただ、コケがつかないように、きれいに管理するのには少しコツがいりますね。

ー スタッフの方には、業界主催の水槽ディスプレイのコンテスト優勝者もいらっしゃるとのこと。水草栽培のコツはスタッフさんに聞けば、間違いなしですね。
ー 魚の種類についてこだわりなどはありますか?

八田さん:水草レイアウトに合う魚をそろえています。例えば、大きな魚は水草を引っこ抜いたり、押しつぶしたりしてしまうので、小型魚がメインになります。また、見栄えが良い魚というのも大事ですし、いろいろな魚を同じ水槽に入れても喧嘩しない種類を中心に揃えることにもこだわっています。

ー そのほか、大事にしていることはありますか?

八田さん:当店で扱っている魚や水草は、量販店さんで扱うものに比べると、お値段が少し高くなってしまいますが、その分、品質や状態は良いと思います。たくさん仕入れて安く販売することより、適量を仕入れてきちんと管理し、品質の良いものを販売するように心がけています。

買った時が終わりではなく、そこがスタートなんです

ー アクアリウムの魅力、楽しみ方ってどんなところでしょう?

八田さん:アクアリウムで飼う熱帯魚は海外から輸入されているので、遠くから運ばれてきて少し疲れた状態でお店にいることが多いんです。でも、これが飼っている間にだんだん色がきれいになったり、成長したり、場合によっては繁殖して卵を産んだりとか、そういった生き物が変化する過程をぜひ楽しんでもらいたいですね。買った時が終わりではなく、そこがスタートです。

ー 八田さんご自身はどんなことがきっかけで始められたのでしょう?

八田さん:私は小学生のころから魚を飼っていたんです。最初はお祭りで取ってきた金魚でしたね。その金魚が死んでしまった時に、せっかく水槽があるのだから次になにを飼おうかとなって、親に熱帯魚をおねだりしましたね。私はとにかく生き物全般が好きで、昆虫も犬猫も飼いましたが、魚は気軽に増やせますし、いろいろな種類がいて、それが水槽を増やすだけで飼うことができます。小学生のころに、いろいろな種類を飼うことができたのが楽しく、また魚が卵を産んで殖えた時の感動が忘れられなくて、ずっと続けていますね。

ー いま、お店で人気がある生き物はなんでしょうか?

八田さん:エビ類が人気です。エビの魅力は、魚にはなかなかないはっきりとした色合いと、殖やして楽しめるというところですね。エビは水質の変化に弱いですが、しっかりとした道具を用意したり、ある程度の勉強は必要になりますが、けっして初めての人が飼えないという生き物ではありません。

性能の良いものは、初心者にこそ使っていただきたいんです

ー では、パワーハウスの商品についてお聞かせください。お店でも実際にお使いいただいてるんですよね?

八田さん:はい。店内に展示している水槽でも、パワーハウスのろ過材を使っています。お客様には、実際に水槽を見てもらいながら説明しますので、店で使っているというと、お客様も安心して購入してくださいます。また、バクテリア(ミクロライブ)も扱っていますが、同じメーカーなのでマッチングも良いですし、お客様に対して、ろ過についてのトータルなアプローチがしやすいです。

ー パワーハウスの商品を使用するメリットを教えていただけますか?

八田さん:パワーハウスの商品は、お値段は高めですが、品質が良く、長く使えるのがメリットです。安価なものは材質があまり良くなくて、すぐに崩れてしまって使える期間が短かったりします。最初はちょっと高くつくけれど、長く使えることを見越すと、そんなに割高なものではないといえます。

ー 実際に使用されてみていかがでしょうか?

八田さん:ろ過材の性能には、水をきれいにするバクテリアの数が影響しますが、フィルターのろ過材を掃除したあとはバクテリアの数が減ってしまうので、どうしても水槽の状態を崩してしまうんです。けれど、パワーハウスのろ過材は、あまり状態が崩れないですし、立ち直りが早いですね。

ー では、デメリットはありますか?

八田さん:価格でしょうか(笑)でも、それ以外には特に感じません。お客様には、量販店で安い器具や魚を買って失敗してから、初めて当店にいらっしゃる方もいらっしゃいます。アクアリウム歴の長い上手な方は、(安いものを使っても)工夫とか技術でカバーできるのですが、そういった知見がまだない方は、ある程度、物に頼った方が良いんですね。性能の良いものは、初心者にこそ使っていただきたいんです。パワーハウスの商品は、プロとしてお薦めできる、初心者でも使いやすい商品だと思いますよ。