ホーム製品・サービス都市ごみのセメント資源化エコセメントエコセメントの特長

エコセメントの特長


幅広い用途に使用できる安定した品質のセメントです。
焼却灰に含まれるダイオキシン類は、1350℃以上の高温で処理するために安全に分解されます。
焼却残さ中の重金属類は回収・リサイクルされ、新たな廃棄物は発生しません。
埋め立て処分場の延命をはじめ、循環型社会の構築に大きく貢献します。


エコセメントの品質・安全性

エコセメントを使用したコンクリートの強度は?
エコセメントコンクリートは、水セメント比を調整することにより、普通ポルトランドセメントと同等の強度を発現します 。
エコセメントを使用したコンクリートの耐久性は?

屋外に長期間暴露したときのエコセメントコンクリートの乾燥収縮、中性化及び凍結融解抵抗性などの耐久性は、普通ポルトランドセメントと同等です。
重金属の溶出は?
エコセメントコンクリートからの重金属の溶出量は、土壌の汚染に関わる環境基準(平成7年環境庁告示19号)をすべて満足しています。
廃棄物学会による「エコセメント製品の重金属類溶出試験に関する検討委員会報告書(平成12年3月24日)では、諸外国の厳しい溶出試験に拠っても、重金属の溶出について問題の無いことが確認されています。

エコセメントの鉱物組成 エコセメントの化学成分-グラフ

エコセメントの経済的合理性

  • 都市ごみ焼却残さを大量に使用するエコセメントシステムにより、既存の最終処分場の延命が
  • 可能となり、新規処分場建設のための費用を軽減できます。
  • 最終処分場への埋め立てに必要な重金属安定化処理などの費用が不要となります。
エコセメントの経済的合理性

地球環境への貢献

万全の環境対策
排水基準を十分に満足する排水処理
排水基準を十分に満足する排水処理を行います。
ダイオキシン対策
ダイオキシン類は1350℃以上の焼成キルンの中で完全に分解されるため、製品のエコセメントには全く混入しません。
徹底した排ガス対策
最新の排ガス処理設備により、ばい煙類は排出基準(大気汚染防止法第3条の規定に基づく排出基準)を全て満足しています。また、キルン排ガスを冷却塔で800℃から200℃以下まで急冷するため、ダイオキシンの再合成は防止されます。排ガス中のダイオキシンは、ダイオキシン類対策特別措置法で定める廃棄物焼却炉の排出基準0.1ng-TEQ/m3Nを十分に下回っています。
環境負荷の低減効果(LCA分析の結果)

他の都市ごみ焼却残さ処理方法及び従来の埋め立て処分と比較して、CO2排出量、廃棄物発生量の低減が可能となるだけでなく、石灰石、粘土、珪石などの天然原料の消費削減が可能となります。また、重金属も回収、資源化により、金属資源の保全にも寄与します。

CO2排出量・廃棄物発生量

エコセメントシステム

Copyright© TAIHEIYO CEMENT CORPORATION All Rights Reserved.
ページのトップへ戻る