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Technical Solution


   

セメント産業ならではの設備を活用した
再資源化技術を開発しています。

太平洋セメント環境事業部では、 セメント工場で下水道汚泥のリサイクルやフロンを破棄する再資源化技術を開発しています。下水道汚泥は、その性状などに合わせた複数の方式による処理を実施。また、フロンは、東京都との共同研究によるセメント焼成炉を活用した方法での破壊を行っています。


  トラック・コンテナ・コレクション方式
当社で開発した密閉式コンテナ搭載特殊車両により、脱水ケーキをそのままセメント工場へ持ち込み、工場内で前処理した後、セメント原料として利用します。比較的小規模な処理場にも対応できる方式です。
  スーパーライム方式
下水処理場内に、脱水ケーキと石灰系添加剤を混合するセメント資源化プラントを設置し、乾燥・消臭・滅菌処理した粉末状のセメント原料(スーパーライム)をつくります。これをタンクローリー車でセメント工場へ運び、セメント原料として利用します。焼却炉設置が困難な比較的大規模の処理場に適した方式です。この方式は、建設省の新技術活用モデル事業として推進されています。
  Nパウダー方式
複数の処理場から集積施設に運ばれた脱水ケーキに当社開発のNパウダーを混合し、乾燥・造粒・滅菌処理した粒状セメント原料を製造します。これを海上輸送によって当社の臨海工場へ運び、セメント原料として利用します。セメント工場が近隣にない処理場に適した方式です。

東京都との共同研究によって、世界で初めて成功したセメント焼成炉によるフロン破壊方法です。この処理方法でのフロンの破壊性効率は99.99%と非常に高く、また、フロン分解時に発生する塩化水素やフッ化水素などの有害酸性ガスは、アルカリ性のセメント原料に取り込まれるので、排ガス処理も不要です。








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