環境事業
廃棄物・副産物を再資源化する高度な技術と受け入れ体制を整え、循環型社会の実現に取り組んでいます。
電力・鉄鋼業と手を組んでリサイクル
石灰石を原料とした炭酸カルシウムなどの排煙脱硫材を石炭火力発電所に供給するとともに、発電所で発生する石炭灰を受入れ、セメント原料へのリサイクルだけでなく、各種土木材料の生産にも活用しています。
また、排脱石膏や製鉄所から大量に排出される高炉スラグや鉄ダストをセメント原料として有効利用、高炉スラグ微粉末などの無機材料や、化成品、石膏を販売しており、産業間リサイクルの活性化に取り組んでいます。
大分県佐伯市の佐伯アッシュセンター内には輸出拠点として分級フライアッシュを使用した混合セメントの製造・出荷設備を整備しています。電力業界や鉄鋼業界から排出される廃棄物・副産物を有効活用し、最終処分場の延命に貢献しています。
都市ごみをセメント原料などに活用
1,450℃もの高温で焼成するセメント製造工程では多くの廃棄物を無害化してリサイクルできます。都市ごみ焼却灰を主原料とする「エコセメント」はサーキュラーエコノミーのシンボル的製品。埋め立て処分場へ運び込まれる焼却灰の大幅な減量に役立ちます。
都市ごみ焼却灰を脱塩処理し、セメント資源化する焼却残さ資源化システム、ロータリーキルンと発酵技術を利用して生ごみを資源化するAKシステムなど、環境リサイクル技術の開発と事業化に取り組んでいます。
あらゆる廃棄物のリサイクルを推進
循環型社会を実現する。そのためには世の中に存在するあらゆるものをリサイクルするシステムが必要です。
産業界からの廃タイヤ、廃プラ、製紙スラッジ、鋳物廃砂にはじまり、自治体の浄水発生土、下水汚泥、浚渫汚泥、近年ではリチウムイオン電池リサイクル事業など、多岐にわたるリサイクル事業を進めています。
全国に支店を配置し、廃棄部処理の中核であるセメント工場を含めた拠点ネットワークにより、お客さまのニーズに迅速かつ柔軟に対応できる体制を整えています。