社長メッセージ

【要入力: 代表取締役社長 田浦 良文の写真alt】

太平洋セメントグループは、セメントを中心とした事業を通じて社会基盤を支え、人々の暮らしと産業の発展に貢献してきました。社会環境が大きく変化する中にあっても、私たちは「持続可能な社会の実現」と「企業価値の向上」の両立を目指し、新たな挑戦を続けています。

私が経営において最も大切にしているのは、「人を大事にする経営」と「成長の歩みを止めないこと」です。企業の競争力の源泉は設備や技術だけではありません。変化を乗り越え、新たな価値を生み出すのは、一人ひとりの従業員です。だからこそ、安心して働き、自らの能力を最大限に発揮しながら成長できる環境を整えることが、経営の最も重要な責務であると考えています。

その土台となるのが「安全」です。

安全はすべてに優先します。利益や生産性、納期よりも先に守るべき価値であり、事業活動の原点です。従業員一人ひとりが健康で元気に働き、無事に家族のもとへ帰ることこそが何よりも重要です。災害ゼロは単なる目標ではなく、私たちが共有する価値観であり企業文化そのものです。安全に対する高い意識と行動を組織全体に根づかせ、安心して働ける職場づくりを徹底してまいります。

また、私は「明るく、楽しく、元気よく」という言葉を大切にしています。

活気のある職場には人が育ち、挑戦する風土が生まれます。互いを尊重し、自由に意見を交わしながら新たな価値を創出する組織こそが、将来にわたり成長し続ける企業の姿であると考えています。人材育成、ダイバーシティの推進、DXやAIの活用も、すべては人の可能性を最大限に引き出すための取り組みです。

私たちは今、脱炭素社会や循環型社会の実現という世界共通の課題に向き合っています。セメント産業には大きな責任がある一方で、大きな可能性もあります。資源循環の推進や環境負荷の低減、革新的な技術開発に取り組みながら、社会課題の解決に貢献し、持続可能な成長を実現してまいります。

さらに、太平洋セメントグループは、米国をはじめアジア各国など世界各地で事業を展開しています。私は2050年までに世界のセメント産業をリードする企業グループになるという大きな目標を掲げています。その実現に向けて、国内外のグループ会社が一体となり、「山ではなく山脈たれ」の精神のもと総合力を発揮しながら、グローバルな成長を追求してまいります。

変化の激しい時代だからこそ、私たちは足元をしっかりと見据えながら未来への挑戦を続けます。安全を最優先に、人を大切にし、社会から信頼される企業であり続けること。その積み重ねが企業価値の向上につながり、持続可能な社会の実現に貢献できるものと確信しています。

今後とも、皆さまの変わらぬご支援とご期待を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長

田浦 良文