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世界最高強度を達成するPFC(無孔性コンクリート)の開発


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吸水処理による世界最高強度の達成

吸水処理によって脱型時の空隙に水が供給され、飽水度が増加するほど熱養生後の圧縮強度が増進することが明らかとなりました。これにより、圧縮強度は最大で464N/mm2(3本の供試体による試験の平均値)を達成し、流し込み成型によるコンクリートの世界最高記録を達成しました。

吸水処理による無孔化

世界最高強度の圧縮強度を達成するPFCの効果組織を、様々な機器分析法によって観察しました。反射電子像(BSE)による観察では、重い元素ほど明るく、軽い元素ほど暗く見ます。この性質を利用して、組織中の元素の割合を画像解析から割り出すことができます。BSE画像の空隙の部分(画像中で明度が低い領域)の比率から、硬化体中の空隙率を測定しました。その結果、従来の超高強度コンクリートでも数%の空隙が含まれていたのに対して、PFCでは1%以下のきわめて緻密な組織を形成していることが明らかとなりました。

1%以下のきわめて低い空隙率(=無孔化)を達成



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