International
海外事業

環太平洋エリアを中心に世界へ。
海外における事業領域の拡大をめざします。

日本を中心に、アジア諸国からアメリカ西海岸へと、太平洋セメントグループのグローバルネットワークは、文字通り太平洋を囲むように配置されています。米国西海岸の4工場をはじめ、ベトナム、フィリピン、パプアニューギニアなど環太平洋で7工場が稼働。セメントの製造・販売はもちろん、日本で培った環境技術を展開。資源エネルギー問題や温暖化問題など現在から未来にかけて、この星が抱えるテーマを注視し、それぞれの国のインフラ整備に大きく貢献しています。

Point01

セメント製造を中心に各国の土台づくりを支える
~著しい成長を遂げるアジア市場~

アジア諸国では多くの事業がエネルギッシュに進行しています。ベトナムではセメントに加え、新会社を設立し資源・環境事業への取り組みを開始。フィリピンでは2000年にセメント工場を買収し、2020年からは生産能力の増強に向けて最新鋭の生産ラインへの更新工事を行っているほか、台湾、シンガポールでもターミナル事業を進めています。またパプアニューギニアにはクリンカ粉砕工場があり、タイでは鉱産品の仕入・販売を行うなど、旺盛な需要に応える活動を行っています。

ギソンセメント(ベトナム)

タイヘイヨウセメントフィリピンズ

Point02

セメント製造を中心に各国の土台づくりを支える
~堅調な伸びを見せるアメリカ市場~

アメリカでは、西海岸の各州でセメント・生コンクリート・骨材事業などを展開。カリフォルニア州とアリゾナ州の4工場でセメントを生産し、さらに西海岸一帯で生コンクリートを製造・販売しています。

カルポルトランド(アメリカ)

Point03

新たなフィールドを求めて
~インドネシアへの進出~

2021年インドネシア最大のセメント企業グループであるセメンインドネシア社及びそのグループ会社であるソルシバングンインドネシア社と資本業務提携しました。当社販売ネットワークを活用した輸出など、着実に提携効果を発揮しています。

セメン・インドネシア

Point04

ニーズに応える製品供給でブランド価値を拡大

セメント・スラグ等のバルクマテリアルを中心としたトレーディング事業は物流拠点の整備・連携を進め、日本からの輸出、三国間貿易など多彩なビジネスを展開しています。国内工場、海外グループ会社、パートナー会社他の生産拠点から、アジア、オセアニア、アメリカ、アフリカなど各エリアのニーズに応えた製品を供給することで確かな実績を積み重ねています。こうしたトレーディングビジネスの拡大は、太平洋セメントのプレゼンスを高めグローバルなブランド価値の向上につながる重要な事業と位置づけています。