ホームニュースリリース1999年以前全セメント工場でISO14001の認証を取得

ニュースリリース


平成11年5月7日

全セメント工場でISO14001の認証を取得

 太平洋セメント株式会社は、5月6日に国内のセメント10工場のすべてで環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得しました。
 当社は、工場毎にISO14001の認証を取得する方針をたて、97年6月に日本のセメント会社としては初めて津久見工場(大分県津久見市)で認証を取得しました。これを皮切りに、翌98年には、4月に大船渡工場(岩手県大船渡市)、秩父工場(埼玉県秩父市)、熊谷工場(埼玉県熊谷市)、藤原工場(三重県員弁郡)、8月に佐伯工場(大分県佐伯市)が認証取得しました。さらに、本年5月に上磯工場(北海道上磯郡)、埼玉工場(埼玉県日高市)、土佐工場(高知県高知市)、香春工場(福岡県田川郡)の4工場が認証取得したことにより、当社の国内におけるすべてのセメント工場の認証取得が完了しました。
 審査登録の対象範囲は工場及び鉱山におけるセメント製品等の生産活動となっており、対象範囲内のすべての設備、活動、製品の中から環境に著しい影響を与えるものを特定して、これを改善するための環境方針と目的・目標を設定しています。セメント産業は、エネルギー多消費産業である一方、他産業から排出される廃棄物を活用・処理する能力を有していますので、これらの特色を生かした取り組みが各工場で行われています。具体的な目標としては、地球温暖化防止のためのCO2低減対策としてセメント製造エネルギ−の節減や、省資源対策として代替原燃料(廃棄物)の活用などを掲げています。
 今後は、環境マネジメントシステムの継続的な改善と確実な運用を通して目標の達成を図るとともに、海外の工場を含めた当社の関係会社に対してもISO14001の認証取得を推進してまいります。
 


<ISO14001認証取得の概要>

環境マネジメントシステム規格
 ISO14001:1996 (JIS Q 14001:1996)

 審査登録事業所

事業所
審査登録範囲
登録日
審査登録機関
津久見工場  津久見工場、願寺鉱山におけるセメント製品、石灰石製品、セメント系固化材製品の生産活動
1997年6月25日
(財)建材試験センター
大船渡工場  大船渡工場、大船渡鉱山におけるセメント製品、石灰石製品の生産活動
1998年4月15日
(財)建材試験センター
秩父工場  秩父工場、秩父鉱業所におけるセメント製品、石灰石製品、セメント系固化材製品の生産活動
1998年4月15日
(財)建材試験センター
熊谷工場  熊谷工場におけるセメント製品、石灰石製品、セメント系固化材製品の生産活動
1998年4月15日
(財)建材試験センター
藤原工場  藤原工場、藤原鉱山におけるセメント製品、石灰石製品の生産活動
1998年4月15日
(財)建材試験センター
佐伯工場  佐伯工場におけるセメント、フィラー、タンカルの生産に関わる諸活動
1998年8月 6日
(社)日本能率協会
上磯工場  上磯工場、峩朗鉱業所におけるセメント、フィラー、タンカル、珪石粉、骨材、砕砂の生産に関わる諸活動
1999年5月 6日
(社)日本能率協会
埼玉工場  埼玉工場におけるセメント、固化材、珪石粉の生産に関わる諸活動
1999年5月 6日
(社)日本能率協会
土佐工場  土佐工場、土佐山鉱山におけるセメント、フィラー、固化材、石灰石製品の生産に関わる諸活動
1999年5月 6日
(社)日本能率協会
香春工場  香春工場、香春鉱山におけるセメント、固化材、フィラー、鉱産品の生産に関わる諸活動
1999年5月 6日
(社)日本能率協会


ニュースリリース

Copyright© TAIHEIYO CEMENT CORPORATION All Rights Reserved.
ページのトップへ戻る