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組織体制

太平洋セメントの研究開発部門は、2025年4月1日に、従来の中央研究所を研究開発本部に改編し、「セメント・コンクリート研究所」、「新規技術研究所」および「研究開発推進部」の3事業所体制としました。従来中央研究所とは独立していた知的財産部は、研究開発推進部に編入しました。また、カーボンニュートラルの実現に向けた総合戦略の策定とその推進のため、「GX推進部」を新設しました。この新たな体制のもと、太平洋セメントグループ全体の事業拡大と収益拡大に貢献する総合研究所としての役割を果たしていきます。



セメント・コンクリート研究所

「品質の太平洋」を支えるセメントの品質設計や品質管理、海外への事業展開を見据えた技術開発を進めています。さらにセメント製造プロセスや材料特性に関する基盤研究をはじめ、固化・不溶化材に関する研究開発、カーボンニュートラルの実現に向けた各種技術開発に精力的に取り組んでいます。また、コンクリートの基盤技術開発や蓄積された技術情報を活用したコンクリートソリューション活動を推進しています。

所在地

新規技術研究所

当社が保有する資源の高付加価値化や環境技術のさらなる深化を目指した取り組みを推進しています。具体的には、リチウムイオン電池用の電極材料や中空粒子などの新しい材料開発、廃棄物の高度リサイクル技術などの環境関連技術の開発、インフラ強靭化に貢献する超高強度コンクリートの開発、構造物の維持管理技術やコンクリート品質予測技術などDXを活用した生産性向上と省人化に寄与する開発に積極的に取り組んでいます。

所在地

研究開発推進部

研究開発を円滑に進めるため、研究推進本部の業務や研究開発の管理の他、グループ総合研究所構想の具体化に向けた検討、新たな事業創出に資する新規テーマ提案とインキュベーション活動などを担っています。新たに知的財産機能を加え、太平洋セメントグループとしての各事業戦略および研究開発戦略と一体となった知的財産戦略を立案・遂行し、知的財産の有効活用を通じた太平洋セメントグループの収益力向上を目指しています。

所在地

GX推進部

カーボンニュートラル(CN)の実現に向けた総合戦略の策定とその推進に取り組んでいます。具体的には、26年度から本格的な運用が始まるCO2排出権取引制度への対応やCNおよび激甚災害対応製品の普及・促進のほか、CNの実現に向けた革新技術の研究開発として、セメント製造過程からのCO2分離・回収、CO2を新たな資源として活用するCCU技術の開発、さらにはCO2を貯留するCCSの経済性評価などに取り組んでいます。

所在地

研究・技術開発
太平洋セメント
研究開発本部

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