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組織体制

太平洋セメントグループの研究・開発部門として、
全社技術の中枢機能を担う組織です。



セメント・コンクリート研究部

「品質の太平洋」を支えるセメントの品質設計や品質管理、海外への事業展開を見据えた技術開発を進めています。さらにセメント製造プロセスや材料特性に関する基盤研究をはじめ、固化・不溶化材に関する研究開発、カーボンニュートラルの実現に向けた各種技術開発に精力的に取り組んでいます。また、コンクリートの基盤技術開発や蓄積された技術情報を活用したコンクリートソリューション活動を推進するとともに、太平洋ブランドセメント・コンクリート戦略を世界水準の技術によって支える活動も推進しています。

所在地

資源・環境研究部

当社が保有する資源の高付加価値化や環境技術のさらなる深化を目指した取り組みを推進しています。具体的には、リチウムイオン電池用の電極材料や中空粒子などの機能性マテリアルの開発、各種排水の浄化などのアクア事業関連技術の開発、カーボンニュートラルの実現に向けた各種技術開発および廃棄物の高度リサイクル技術などの環境関連技術の開発に積極的に取り組んでいます。

所在地

研究開発推進部

研究所の業務管理機能、研究管理機能や事業化企画機能の他、構造物の維持管理技術やコンクリート品質予測技術などAI/IoTを活用した生産性向上と省人化に寄与する開発に取り組んでいます。また、「成長のエンジンとなる研究開発体制の強化」に向けた開発技術・商品の事業化推進に取り組んでいます。

所在地

NEXSTチーム

NEXSTチームは、太平洋セメントグループ研究所構想を具体的に検討することを目的として新設されました。チームの名称は、New X-Transformation(変革) Step(新たな変革のステップ) Teamの頭文字に由来します。このチームは、グループ総合研究所構想の具体的検討、グループ各社からの技術的相談窓口業務および新規テーマ提案とインキュベーション活動などを担います。

所在地

知的財産部

太平洋セメントグループとしての各事業戦略および研究開発戦略と一体となった知的財産戦略を立案、遂行します。具体的には、特許出願、権利化を通じた特許網の構築、選択と集中を旨とした知的財産管理、特許情報の調査・分析と事業戦略立案への活用、技術契約・ライセンス管理など、多岐にわたる業務を行い、知的財産の有効活用を通じた太平洋セメントグループの収益力向上を目指しています。

所在地

カーボンニュートラル技術開発部

カーボンニュートラル実現のための革新的技術の開発を強力に推進するため、2021年4月に発足したカーボンニュートラル技術開発プロジェクトチームが、カーボンニュートラル技術開発部へと格上げされました。
NEDO*のGI基金**事業「CO2回収型セメント製造プロセスの開発」およびJOGMEC***が主導する「先進的CCS事業の実施に係る調査」に参画し、セメント製造過程からのCO2分離・回収、CO2を新たな資源として活用するCCU技術の開発、さらにはCO2を貯留するCCSの経済性評価などを担っています。また、国内外を問わず産官学の枠組みでも各種技術開発を行うとともに、セメント・コンクリート産業の世界的な業界団体であるGCCA(グルーバルセメント・コンクリート協会:Global Cement & Concrete Association)にも参画し、カーボンニュートラル技術を中心に、関連の情報の収集、発信を行っています。

* NEDO: 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
** GI 基金: NEDOグリーンイノベーション基金
*** JOGMEC: 独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構

所在地

研究・技術開発
太平洋セメント中央研究所

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