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情報開示


ステークホルダーの皆様のご理解と信頼を得るために、様々な媒体を通じての情報発信に努めています。また、お寄せいただいたご意見や情報は日頃のIR活動や経営に役立てています。

情報開示方針
  • 情報開示に対する考え方
    当社は、「太平洋セメントグループ経営理念」を具現化するにあたり、情報開示を通じてステークホルダーの皆様のご理解と信頼を得ることが必要不可欠と考えています。また、積極的に情報を開示することは、企業の社会的責任のひとつと認識しています。
  • 基本方針
    当社は、企業情報を適時・適切かつ公正・公平に開示します。
  • 開示範囲
    当社は、金融商品取引法その他の関係法令および証券取引所の規程等を遵守し情報を開示します。また、ステークホルダーの皆様に有用と思われる情報についても積極的に開示します。
  • 開示方法
    ニュースリリース、当社ウェブサイト、各種刊行物、説明会等最適な方法によって開示します。当社が上場している証券取引所の有価証券上場規程に該当する情報の開示については、証券取引所の適時開示情報伝達システムTDnetにて開示されます。TDnetにて開示された後、すみやかに当社ウェブサイトに掲載します。
  • 体制整備
    当社は、本方針に則った情報開示を行うために、社内体制の整備・充実に努めます。また当社は、役員および従業員に対し本方針の周知徹底を図ります。
  • 沈黙期間
    当社は、決算情報の漏洩を防ぎ公平性を確保するため、決算期日の約1週間前から決算発表日までを沈黙期間としています。この期間内は、決算に関する質問への回答やコメントを原則として差し控えさせていただきます。既に公表済みの情報に関するお問合せにつきましては、沈黙期間中であっても例外として質問への回答や取材をお受けいたします。

IR活動

当社は株主・投資家の皆様に向けた適時・適正な情報開示に努めています。証券アナリスト・機関投資家の方々を対象とした決算説明会を年2回開催し、経営層より業績概況、経営方針などを直接お伝えするほか、フォローアップのための個別ミーティングにも随時対応しています。また、証券会社が主催するIRカンファレンス等への参加を通じて、機関投資家と積極的にコミュニケーションを図っています。なお、証券アナリスト・機関投資家の方々のご要望に応じて、生産現場である工場や鉱山の見学会なども実施しています。


2023年度実施状況(2023年4月1日から2024年3月31日)
1.株主・投資家との対話
区分 実績 内容
機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会 2回 社長及び経理担当役員、事業部門長等が出席する決算説明会(WEB同時配信)を年度決算、第2四半期の2回実施。
機関投資家・証券アナリストとの個別面談 213回 IR担当部署が中心になり個別に対話を実施。
 ESGテーマ特化:20回
 役員参加:20回
 (うち、国内機関投資家) (93回)
 (うち、海外機関投資家) (95回)
 (うち、証券会社) (25回)
証券会社主催カンファレンス 2回 IR担当役員及びIR担当部署が海外機関投資家向けカンファレンスに参加。
施設見学会 2回 機関投資家、証券アナリストが参加する当社工場見学会を実施。

2.主な対話のテーマ
区分 内容
業績関連
  • 国内セメント売価の値上げ進捗状況及び業績への影響
  • 石炭価格の業績への影響
  • 米国事業の業績
中長期的な経営戦略
  • 次期中計の方向性
  • 国内セメントの今後の価格政策
  • 国内需要の動向、国内業界再編の見通し
  • 米国事業、アジア事業の今後の見通し
ESG関連
  • 「カーボンニュートラル戦略2050」の内容及びその進捗状況
その他
  • 株主還元方針
  • 資本コストの考え方

3.経営陣へのフィードバック
区分 実績 内容
機関投資家・証券アナリストとの個別対話 4回 対話を通じて機関投資家等の関心が高かったテーマの意見、質疑等を報告。
機関投資家との議決権行使に関する対話 1回 議決権行使担当者との対話内容等を報告。
その他 都度 アナリストレポートの概要、予想株価等、大口株主の変動等を報告。

4.対話の成果
要望事項 対応内容
決算説明資料の改善、情報充実 2024年3月期に決算資料を見直し、開示情報拡充。
英文開示の充実化、タイムラグ解消 和文英文の原則同日開示の社内ルールを制定し、2023年度下期より運用開始。

各種情報公開ツール

ホームページ

ニュースリリースや製品・サービスの情報はもとより、採用情報や研究開発部門の情報も掲示しています。

技術情報誌「CEM'S」

当社製品ユーザー向けに技術情報誌「CEM'S」を年4回発行しています。セメント・コンクリート、建材、環境関連の技術動向の解説、時流に即した研究開発、最新の施工事例等を紹介しています。

太平洋セメント研究報告

当社における研究開発の成果についてまとめたもので年2回発行しています。バックナンバーの一部はホームページでもご覧いただけます。

社内報「Taiheiyo」

年6回発行しています。マネジメントの経営方針や事業方針、グループのイベント情報、従業員の声等を掲載しています。2015年9月号より「SHINE UP通信」というコーナーを設け、従業員一人ひとりが働きやすい職場環境となるような取り組みや事例を掲載しています。

なお、社内報は社内だけでなく、地域社会やマスメディアへも配布しています。

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