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平成12年3月23日

ALC事業の再編について


 太平洋セメント株式会社の子会社である小野田エー・エル・シー株式会社(本社:名古屋市、社長:古矢松三)及び日本イトン工業株式会社(本社:東京都、社長:阿部武久)は、両社の事業を統合するとともに、旭硝子株式会社の子会社である日本シポレックス工業株式会社(本社:尼崎市、社長:水谷尚和)の工場設備・人員を引受け、新たな会社としてALC事業を展開して行くことと致しました。
 新会社のALC生産数量は1,200千m(平成11年度実績単純合計)とALC業界首位の規模となりますが、平成10年度のALC市場は生産量が2,770千mとピーク時である平成2年度の約6割の水準に落込み、生産設備も一部で過剰な状況となっています。そのため新会社の生産効率を飛躍的に向上させるべく、事業統合に先立って現日本イトン工業株式会社大阪工場(製造能力380千m/年)を閉鎖する予定です。
 なお事業再編に伴い、日本イトン工業株式会社を将来清算する予定です。当社の損失負担額は98億円程度となる見込みですが、この処理については既に公表の当期業績予想に織り込み済みです。


[ 新 会 社 の 概 要 ]

(1)社名 クリオン株式会社

(2)本店所在地 東京都

(3)代表者 社 長  古矢 松三(現小野田エー・エル・シー(株)社長)
副社長  阿部 武久(現日本イトン工業(株)社長)

(4)資本金 5,488百万円 
主要株主 太平洋セメント 
70.7%
旭硝子     
25.7%

(5)発足の形態 小野田エー・エル・シー(株)が日本イトン工業(株)及び日本シポレックス工業(株)よりALC製造設備等事業の継続に必要な資産を譲受ける。

(6)従業員 日本イトン工業(株)及び日本シポレックス工業(株)の従業員は新会社に移籍する。

(7)工場 関東工場(群馬県)、千葉工場(千葉県)、名古屋工場(愛知県)、
尼崎工場(兵庫県)、九州工場(福岡県)の5工場

(8)業績見通し 平成13年
3月期
平成14年
3月期
売 上 高 (百万円) 27,000 30,000
経常利益 (百万円) 10 600

(9)発足時期 平成12年7月1日


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