ニュースリリース
平成12年10月10日 太平洋セメント株式会社 米国北カリフォルニアに大型セメントターミナルを新設 太平洋セメント株式会社は、米国子会社であるカリフォルニア・ポルトランド・セメント社(以下CPC)を通じ、北カリフォルニアのストックトン港に大型セメントターミナルを建設します。 去る9月27日、同港港湾局と「港湾用地および岸壁の使用契約」に関する調印を終え、今後着工に向け準備を進めてまいります。 太平洋セメントの米国事業は、主として米国西海岸およびアリゾナにおいて、その統括持ち株会社である太平洋セメントUSA社のもと、CPC(南カリフォルニア、アリゾナ)およびグレーシャー・ノースウェスト(以下GNW アラスカ、ワシントン、オレゴン)を通じて展開されています。 CPCはセメント・生コン事業を営み、GNWとともに米国経済の持続的成長のもとで好調な業績を続けています。 大都市サンフランシスコやシリコンバレーを含む北カリフォルニア地区のセメント需要は、1992年以降順調な拡大を続けており、1999年度末には過去最高の430万トンを記録しています。 またこの地域は、安定的なセメントの需要増加が見込まれる一方、環境規制の強化から生産量が将来的に逓減することが予想され、その補完にはセメント輸入が不可欠になるものと思われます。 このたびの大型セメントターミナルの建設により、北カリフォルニア地区に安定的かつ強力な輸入拠点が整備されます。米国西海岸地区における販売・物流拠点はほぼ網羅され、太平洋セメントグループの海外戦略はさらなる充実を果たします。 <投資の概要>
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