ホームニュースリリース2000年ベトナム・ギソンセメント社の工場竣工

ニュースリリース


平成12年11月13日

太平洋セメント株式会社
三菱マテリアル株式会社

ベトナム・ギソンセメント社の工場竣工


 太平洋セメント株式会社と三菱マテリアル株式会社が共同出資し、ベトナム・セメント公社と合弁で北部タインホア省に建設を進めていたセメント工場が完成し、本日約500人(内日本側約100人)の招待客を迎えて竣工式を行います。
 本プロジェクトは1995年1月に合弁契約が調印され、96年4月に敷地造成に着工、98年2月よりプラント工事に着工していたものですが、本年4月に火入れを行い、7月からはすでに営業運転を開始しており、これまで順調に生産を続けております。
 この工場は年産214万トンと同国においても最大級のセメント生産能力を持ち、道路の高規格化をはじめとする同国の社会資本の充実に大きな役割を担うものと期待されています。また、ホーチミン市には1万5千トンの貯蔵設備を持つセメントターミナルも完成しており、ハノイ、ホーチミンの両支店と合わせ同国の二大市場に販売体制を確立しています。


<ギソン・セメント社の概要>
社      名 Nghi Son Cement Corporation
本 社/工 場 ベトナム社会主義共和国 タインホア省ギソン地区
(ハノイ市から南へ約200kmの沿岸部)
総 投 資 額 3億7300万ドル(約400億円)
資 本 金 1億410万ドル(約110億円)
出 資 比 率 ベトナムセメント公社(VNCC)35%、 エヌエムセメント(日本側投資会社)65%
〔内太平洋セメント70%、三菱マテリアル30%〕
社      長 辻田繁俊
従 業 員 数 約300名
セメント生産能力 214万トン/年
セメントターミナル ホーチミン市、1万5千トンサイロ×1基
支      店 ハノイ市、ホーチミン市


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