平成14年2月13日
太平洋セメント株式会社
セラミックス・エレクトロニクス事業の子会社を統合
太平洋セメント株式会社は、セラミックス・エレクトロニクス事業の子会社である株式会社日本セラテックと株式会社メガセラを平成14年4月1日付で統合します。
弊社ではセラミックス・エレクトロニクス事業を「成長期待事業」として位置付け、グループのコア事業として育成・強化に努めていますが、その中で、半導体製造装置部品を中心とした精密セラミックス部品を得意とする日本セラテックと、圧電素子や駆動用・音響用製品を得意とするメガセラとを統合することで、経営の安定化と事業規模の拡大を促進し、総合セラミックスメーカーへの展開を推進します。
1.合併の目的
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(1) |
事業規模の拡大
エンジニアリング・セラミックス(日本セラテック)とエレクトロニクス・セラミックス(メガセラ)とで蓄積された技術を共有し、両社の技術を組み合わせることで、半導体製造装置などの部品のモジュール化やシステム化を促進して、セラミックス事業の規模を拡大します。
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(2) |
経営の安定化
半導体関連業界と圧電製品業界とは景気の波が重ならないため、安定的な経営に繋がります。また、人材・設備を柔軟に活用することで、生産・開発・事務部門の効率化を促進し、セラミックス・エレクトロニクス事業の収益基盤を固めます。
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2.合併の概要
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(1) |
合併期日 | |
平成14年4月1日 |
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(2) |
存続会社 | |
株式会社日本セラテック |
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合併比率 |
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1 : 0.1
(株式会社メガセラ10株に対し株式会社日本セラテック1株) |
3.新会社の概要
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(1) |
新社名 |
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株式会社日本セラテック (英文名 NIHON CERATEC CO., LTD.) |
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本社所在地 |
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宮城県仙台市泉区明通3丁目5番 |
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代表者 |
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川田正興(現:㈱日本セラテック取締役社長、㈱メガセラ取締役社長) |
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資本金 |
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220百万円 (太平洋セメント株式会社全額出資) |
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売上高 |
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約4,700百万円 (平成13年度予想・単純合算) |
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従業員数 |
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215名 |
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主な営業品目 |
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アルミナ・ジルコニア・窒化珪素・炭化珪素・ムライト・サイアロン等を主原料とした各種構造用ファインセラミックス、ポアフリーセラミックス、圧電ブザー、レシーバー、アクチュエータ、ポジショナー、トランス、モータ素子 |
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