海外事業
アメリカ西海岸と東南アジア。太平洋セメントのビジネス拠点は、文字通りパン・パシフィック。広大な太平洋を囲むようにして世界へ広がります。資源エネルギー問題や温暖化問題など現在から未来にかけて、この星が抱えるテーマを注視し、各国のインフラ整備に貢献したいから。私たちのセメント事業の、その舞台は地球です。

▲ギソンセメント(ベトナム)
環太平洋に生産拠点 |
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海外事業では米国西海岸に4工場、ベトナム、フィリピン、パプアニューギニアに各1工場と、環太平洋において7工場を拠点としてセメントを製造・販売しています。このほか、日本からのセメント、クリンカの輸出や三国間貿易に加え、バルクマテリアルの取扱いも増やすなど多彩なビジネスを展開しています。 |
堅調な伸びを見せるアメリカ市場 |
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米国ではカリフォルニア州とアリゾナ州の4工場でセメントを生産。さらに西海岸一帯で生コンクリートを製造・販売しています。また米国に設立された子会社は太平洋セメントのグループネットワークを駆使して、高品質なセメントを輸入販売して、北米のマーケットニーズに応えています。 |
著しい成長を遂げるアジア市場 |
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主力の米国に加えて、成長市場であるアジア諸国でも事業を展開しています。フィリピンでは生産ラインを更新し、高品質のセメントの安定供給に加えて環境負荷低減にも取り組んでいます。またベトナムで生産工場、パプアニューギニアでクリンカ粉砕工場が稼働しているほか、台湾、シンガポールでもターミナル事業を展開。インドネシアでも、同国最大の国営企業と資本業務提携を結び、トレーディングを含めた事業拡大を図っています。これからも現地の旺盛な需要に応え、社会インフラの整備及び循環型社会の発展に貢献してまいります。 |
フィリピン生産ライン更新工事等紹介動画