コンクリート舗装・道路関連技術
コンクリート舗装とは | 太平洋セメントの独自技術 | |||||||
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試験施工事例
当社が実施したコンクリート舗装の試験施工事例を紹介します。
用途に応じた様々なコンクリート舗装の試験施工を行い、供用性の調査を実施しています。
普通コンクリート舗装
スランプ6.5cm程度の舗装コンクリートを用いた試験施工例です。トラックアジテータでコンクリートを運搬し、人力による施工を行ました。
エコセメントを用いた転圧コンクリート舗装
エコセメントを使用した転圧コンクリート舗装の試験施工例です。ここでは、環境負荷軽減を目的として、セメントに都市ごみ焼却灰を主原料としたエコセメントを使用しています。
施工方法は、ダンプトラックでコンクリートを運搬し、アスファルトフィニッシャで敷均し、振動ローラーおよびタイヤローラーによる転圧を行いました。
材料面での環境負荷を軽減し、耐久性の高いコンクリート舗装により環境面とコスト面の両面からライフサイクルを考えた舗装の実現を目指しています。
施工情報
施工場所 : 千葉県袖ヶ浦市
施工時期 : 2014年3月
施工面積 : 270m2
参考資料
- 石田征男ほか:普通エコセメントを使用した転圧コンクリート舗装の試験施工、舗装、Vol.50、No.5、pp.22-27、2015
- 石田征男ほか:普通エコセメントを用いた舗装用超硬練りコンクリートの基本特性と実用化に向けた検討,太平洋セメント研究報告、166,pp.24-35、2014
- 上野敦:エコセメントを用いた舗装用超硬練りコンクリートについて、CEM'S、No.59、pp.4-6、2013
舗装用ポーラスコンクリート(車道用・高性能)
高い透水性能により雨天時の走行安全性や快適性を発揮するポーラスコンクリート舗装の試験施工を行っています。当社のポーラスコンクリート舗装は、高い曲げ強度を有しており、車道への適用が可能です。また、ここでは高強度コンクリートの技術を応用して、更に高空隙化し、透水能力や排水能力を高めた高性能ポーラスコンクリート舗装の試験施工も行いました。高性能ポーラスコンクリート舗装は、更に高い透水性能を有するとともに、従来の1.3倍の一次貯水機能を有しているため、都市型洪水の抑制が期待されています。
試験施工では、レディーミクストコンクリート工場でコンクリートを製造し、トラックアジテータで運搬を行いました。また施工では、アスファルトフィニッシャで敷き均し、ローラーにより表面を仕上げました。
施工情報
施工場所 : 千葉県佐倉市
施工時期 : 2013年11月
施工面積 : 420m2
参考資料
- 嶌田聖史ほか:車道用ポーラスコンクリート舗装の試験施工および路面性能に関する検討、土木学会第69回年次学術講演会講演概要集、V-516、pp.1031-1032、2014
- 石田征男ほか:高性能ポーラスコンクリート舗装の施工性および路面性能に関する検討、第30回日本道路会議論文集、3145、2013
- 石田征男ほか:高強度コンクリート技術の舗装用途への展開、太平洋セメント研究報告、161、pp.55-65、2011
環境負荷軽減型舗装用インターロッキングブロック
雨天時の歩行性や車両走行性を向上する透水性や、路面温度を低減して気温上昇を抑制する保水性や遮熱性等、様々な機能や性能を有する舗装用インターロッキングブロックを用いて、試験施工を行いました。供用性とともに、路面温度の低減効果も確認しています。なお、セメントにはさらに環境負荷軽減を目的としてエコセメントを使用しています。
施工情報
施工場所 : 千葉県佐倉市
施工時期 : 2014年3月
施工面積 : 260m2
参考資料
- 中村浩章、松本健一: 各種インターロッキングブロック舗装の路面温度性状に関する検討、第31回日本道路会議論文集、3043、2015
早期交通開放可能な舗装用コンクリート(超速硬・速硬・早強)
当社グループでは、コンクリート舗装の養生時間や交通規制時間の短縮、既存舗装の打換えや補修に適用可能な技術として、速硬性を有する2種類のコンクリート技術を保有しています。現在は、セメント協会が開発した1DAY PAVEも含めて、養生終了時間を3時間から24時間の範囲で対応することが可能となっています。これまでに、以下に示す2箇所で試験施工を実施しており、いずれも良好な施工性と、所定時間で養生終了可能な強度が得られることを確認しています。現在は供用状態の確認を継続していますが、供用開始後1年程度では、いずれも良好な状態を維持していることを確認しています。
参考資料
- 嶌田聖史ほか:車道用ポーラスコンクリート舗装の試験施工および路面性能に関する検討、土木学会第69回年次学術講演会講演概要集、V-516、pp.1031-1032、2014
- 石田征男ほか:高性能ポーラスコンクリート舗装の施工性および路面性能に関する検討、第30回日本道路会議論文集、3145、2013
- 石田征男ほか:高強度コンクリート技術の舗装用途への展開、太平洋セメント研究報告、161、pp.55-65、2011
CASE1
山口県山陽小野田市での試験施工
施工情報
施工場所 : 山口県山陽小野田市 施工時期 : 2013年11月 施工面積 : 246m2
試験結果
CASE2
千葉県佐倉市での試験施工
施工情報
施工場所 : 千葉県佐倉市 施工時期 : 2014年11月 施工面積 : 111m2
試験結果
コンクリート舗装の補修用材料
研究所内での試験施工
当社中央研究所内にも様々なコンクリート舗装を試験施工しています。
ポーラスコンクリート舗装やインターロッキングブロック舗装、コンクリート舗装の補修箇所などを見学することができます。
スランプ6.5cm程度の舗装コンクリートを用いた試験施工例です。トラックアジテータでコンクリートを運搬し、人力による施工を行ました。

エコセメントを使用した転圧コンクリート舗装の試験施工例です。ここでは、環境負荷軽減を目的として、セメントに都市ごみ焼却灰を主原料としたエコセメントを使用しています。
施工方法は、ダンプトラックでコンクリートを運搬し、アスファルトフィニッシャで敷均し、振動ローラーおよびタイヤローラーによる転圧を行いました。
材料面での環境負荷を軽減し、耐久性の高いコンクリート舗装により環境面とコスト面の両面からライフサイクルを考えた舗装の実現を目指しています。
施工方法は、ダンプトラックでコンクリートを運搬し、アスファルトフィニッシャで敷均し、振動ローラーおよびタイヤローラーによる転圧を行いました。
材料面での環境負荷を軽減し、耐久性の高いコンクリート舗装により環境面とコスト面の両面からライフサイクルを考えた舗装の実現を目指しています。

施工情報
施工場所 : 千葉県袖ヶ浦市
施工時期 : 2014年3月
施工面積 : 270m2
参考資料
- 石田征男ほか:普通エコセメントを使用した転圧コンクリート舗装の試験施工、舗装、Vol.50、No.5、pp.22-27、2015
- 石田征男ほか:普通エコセメントを用いた舗装用超硬練りコンクリートの基本特性と実用化に向けた検討,太平洋セメント研究報告、166,pp.24-35、2014
- 上野敦:エコセメントを用いた舗装用超硬練りコンクリートについて、CEM'S、No.59、pp.4-6、2013
高い透水性能により雨天時の走行安全性や快適性を発揮するポーラスコンクリート舗装の試験施工を行っています。当社のポーラスコンクリート舗装は、高い曲げ強度を有しており、車道への適用が可能です。また、ここでは高強度コンクリートの技術を応用して、更に高空隙化し、透水能力や排水能力を高めた高性能ポーラスコンクリート舗装の試験施工も行いました。高性能ポーラスコンクリート舗装は、更に高い透水性能を有するとともに、従来の1.3倍の一次貯水機能を有しているため、都市型洪水の抑制が期待されています。
試験施工では、レディーミクストコンクリート工場でコンクリートを製造し、トラックアジテータで運搬を行いました。また施工では、アスファルトフィニッシャで敷き均し、ローラーにより表面を仕上げました。
試験施工では、レディーミクストコンクリート工場でコンクリートを製造し、トラックアジテータで運搬を行いました。また施工では、アスファルトフィニッシャで敷き均し、ローラーにより表面を仕上げました。

施工情報
施工場所 : 千葉県佐倉市
施工時期 : 2013年11月
施工面積 : 420m2
参考資料
- 嶌田聖史ほか:車道用ポーラスコンクリート舗装の試験施工および路面性能に関する検討、土木学会第69回年次学術講演会講演概要集、V-516、pp.1031-1032、2014
- 石田征男ほか:高性能ポーラスコンクリート舗装の施工性および路面性能に関する検討、第30回日本道路会議論文集、3145、2013
- 石田征男ほか:高強度コンクリート技術の舗装用途への展開、太平洋セメント研究報告、161、pp.55-65、2011
雨天時の歩行性や車両走行性を向上する透水性や、路面温度を低減して気温上昇を抑制する保水性や遮熱性等、様々な機能や性能を有する舗装用インターロッキングブロックを用いて、試験施工を行いました。供用性とともに、路面温度の低減効果も確認しています。なお、セメントにはさらに環境負荷軽減を目的としてエコセメントを使用しています。

施工情報
施工場所 : 千葉県佐倉市
施工時期 : 2014年3月
施工面積 : 260m2
参考資料
- 中村浩章、松本健一: 各種インターロッキングブロック舗装の路面温度性状に関する検討、第31回日本道路会議論文集、3043、2015
当社グループでは、コンクリート舗装の養生時間や交通規制時間の短縮、既存舗装の打換えや補修に適用可能な技術として、速硬性を有する2種類のコンクリート技術を保有しています。現在は、セメント協会が開発した1DAY PAVEも含めて、養生終了時間を3時間から24時間の範囲で対応することが可能となっています。これまでに、以下に示す2箇所で試験施工を実施しており、いずれも良好な施工性と、所定時間で養生終了可能な強度が得られることを確認しています。現在は供用状態の確認を継続していますが、供用開始後1年程度では、いずれも良好な状態を維持していることを確認しています。
参考資料
- 嶌田聖史ほか:車道用ポーラスコンクリート舗装の試験施工および路面性能に関する検討、土木学会第69回年次学術講演会講演概要集、V-516、pp.1031-1032、2014
- 石田征男ほか:高性能ポーラスコンクリート舗装の施工性および路面性能に関する検討、第30回日本道路会議論文集、3145、2013
- 石田征男ほか:高強度コンクリート技術の舗装用途への展開、太平洋セメント研究報告、161、pp.55-65、2011
CASE1 | 山口県山陽小野田市での試験施工 |
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施工情報
施工場所 : 山口県山陽小野田市 施工時期 : 2013年11月 施工面積 : 246m2

試験結果

CASE2 | 千葉県佐倉市での試験施工 |
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施工情報
施工場所 : 千葉県佐倉市 施工時期 : 2014年11月 施工面積 : 111m2

試験結果




ポーラスコンクリート舗装やインターロッキングブロック舗装、コンクリート舗装の補修箇所などを見学することができます。
