リントルⓇを使用したリン回収技術
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リントルⓇを使用したリン回収技術
リントルⓇはセメント・肥料のそれぞれの産業で養った技術を活用して開発した非晶質ケイ酸カルシウム水和物系の資材です。
ケイ酸カルシウム系の資材として広く知られているALC(軽量気泡コンクリート)やケイ酸カルシウム板は結晶質ですが、リントルⓇは非晶質であるため高いリン回収性を有します。さらに、リントルⓇによるリン回収物は肥料取締法の中の副産りん酸肥料として利用できるように材料設計されています。

特徴

- リンとの親和性が高いカルシウムをベースにした非晶質の無機系材料です。
- リン回収物はリンの含有率が高いため、りん酸質肥料や肥料原料として使用できます。

- リン回収物には、排水に含まれる有機物の混入が少なく、肥料化(りん酸質肥料)の制約となる窒素の混入を抑制できます。

- 炭酸を含む排水でも高いリン回収性能を示します。他のカルシウム系のリン回収資材と比べて、リントル®は妨害成分である炭酸の影響を受け難い資材です。


- リン回収物は静置すると速やかに沈降します。
- リン回収物は脱水性が良く、固液分離が容易です。

リントルⓇによるリン回収イメージ
