Staff Interview従業員の声

K.S

アメリカ駐在員として、現地セメント会社の
ビジネス戦略推進を経理・財務面から
支援しています。

海外駐在

K.S

太平洋セメントU.S.A.
経済学部 経済学科卒
2014年入社

Q.1/8

どんな就職活動を
行いましたか?

大学時代に所属していたサッカー部の先輩の多くが製造業に就職していたことから、製造業を中心に就職活動を行っていました。
中でも素材メーカーは採用人数を絞った「少数精鋭」の採用をしている会社が多く、「一人ひとりを将来の経営幹部候補と捉え、大切に育てていきたい・・・」そんな風土が感じられて魅力的に思えたため、製造業の中でも素材メーカーを志望するようになりました。

Q.2/8

当社への
入社動機は?

同じ働くなら、わかりやすいかたちで世の中の役に立つ仕事がしたいという思いから着目したのが、セメント会社でした。セメントはビルや橋、ダム、道路など、世の中のさまざまな場所で使われている一方で、工場では廃棄物を原材料としてセメントを作り出していると知り、セメント会社は製品の活躍場所と製造工程の両面で、社会になくてはならない役割を担っていることに大いに魅力を感じました。このようなやりがいのある仕事に自分も携わりたいと考え、業界のリーディングカンパニーである太平洋セメントを志望しました。
当社に対しては、面接でも非常に好印象を持ちました。私は経験者採用で当社に応募したのですが、他社が前職での仕事を細かく尋ねてきたのとは大きく異なり、当社の面接では私がどのような人間なのかといった「人となり」を確認されているように感じました。「即戦力として使える人材なのか?」よりも「当社になじむか?」、つまりは私がここで私らしく働くことができるかどうかを見極めようとしてくれていたのだと思います。そんな面接のありようにも好感を持ち、当社への入社を決めました。

Q.3/8

現在の仕事(職種)について
教えてください。

本社の経理部経理グループを経て、太平洋セメントの米国子会社にあたる「太平洋セメントU.S.A.」に異動してきました。こちらのメンバーは、上司にあたる社長と副社長のほか、製造・鉱業など各分野の担当が数名という構成。私は主に経理・財務分野の担当で、その責任と自負を胸に業務にあたっています。
私の業務テーマは、太平洋セメントU.S.A.が100%出資する米国のセメント会社「カルポルトランド社」と、太平洋セメント本社をつなぐこと。具体的には、カルポルトランド社の業績の管理と本社へのレポーティング、事業拡大の支援や是非の検討など。たとえば、カルポルトランド社が何か新しい投資をする場合には、その有効性を評価・分析するとともに、どこからどういう方法で資金調達するかなどを検討します。

Q.4/8

この仕事で大切に
していることは何ですか?

今の仕事に限ったことではありませんが、仕事をする上では「スピード感」を大切にしています。やはり、仕事のスケジュールを守れる人や、依頼や問い合わせに対するレスポンスが早い人は信頼されやすいと思うので、基本的には依頼等に対して早め早めに対応するようにしています。特にアメリカに来てからは、日本からの問い合わせは日中に対応しないと、時差の関係で一日遅れることになるので、より早い対応を意識するようになりました。

Q.5/8

心に残っているエピソードを
教えてください。

本社の経理部経理グループに所属していた時に携わった、海外への投資案件プロジェクトが心に残っています。このプロジェクトでは、投資の検討段階における、税務上の論点検討や、将来得られる利益の試算などはもとより、実際に投資をした後の会計処理に至るまで、様々な局面に関わることができました。投資額も大きかったため、会計・税務に関しても確認しなければならないことが多く、また、監査法人からも多くの資料提供依頼や質問があり、非常に大変でしたが、スキルアップにつながる貴重な経験となったと思っています。
また、このプロジェクトにおいては、投資先との交渉や情報提供を担当してくださった現地駐在員の方に、非常に助けられた記憶があります。現在は私自身が海外駐在員の立場になったので、今後は正確な情報を本社へ提供するよう心がけたいと思います。

Q.6/8

働いてみて感じる当社の
社風・らしさとは何でしょう?

従業員一人ひとりを非常に大切にする会社だと感じています。上司や先輩方は面倒見のいい方が多く、わからないことがあっても親身になって教えてくれます。最初に経理部に配属された当初も、表計算ソフトの知識をほとんど持ち合わせていなかった私に、10歳近く年上の先輩が初歩的な機能や関数の使い方から丁寧に教えてくれました。もともと大量に採用する会社ではないため、一人ひとりの従業員を丁寧に育て上げたいという社風を実感します。
仕事・プライベート問わず相談しやすい雰囲気があることも、当社らしさの一つです。アメリカへの赴任に際しては不安もありましたが、現地駐在員の皆さんがやさしい人ばかりで、車の運転のコツを教えてくれたり、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーを取得するのに社会保障局に同行してくれたりと、何かと助けてくださり、安心して駐在員生活をスタートすることができました。

Q.7/8

これからチャレンジして
みたいことは?

今はとにかく米国事業の成長に貢献したいという思いです。その際、単に数字やデータだけを見て、わかったつもりになって判断するのではなく、実際に工場やターミナルなどの現場へ赴き、一次情報を取得するように努めたいと考えています。そこで働く人々と話をしたり、そこで稼働する設備の状態を確認したりすることで見えてくるものがあるはずなので、これからいろいろな現場へ足を運ぶつもりです。

Q.8/8

キャリアステップについて教えてください。

太平洋セメントU.S.A.に赴任するまでは経理部に約9年間所属しており、管理会計や連結決算などを経験してきました。この時の経理・財務に関する経験と、現在携わっている関係会社管理・事業管理の経験の2つを軸に、キャリアアップしていきたいと思っています。ゆくゆくは、会社の経営指標等を分析した上で、さまざまな経営施策をかたちにできる人材へと成長するのが目標です。