Staff Interview従業員の声

H.T

上流工程という立ち位置から
プロジェクトを管理し、自社の情報システムに携わる。
IT業界のエンジニアにはない醍醐味を味わえます。

情報システム

H.T

経営企画部 IT企画グループ
情報科学部 情報ネットワーク学科卒
2019年入社

Q.1/7

どんな就職活動を
行いましたか?

出身学科がIT系でしたので、就職活動を始めた当初は、IT業界の説明会やセミナーにのみ参加していました。当時の私の将来のイメージは漠然としており、プログラム開発に携わるという姿しか思い描けなかったことを今でも覚えています。
しかし、大学の教授と就職活動に関して話しをする中で、「今の時代、どの業界であってもITの知識を持った人材を必要としている。自分が大学で学んだIT知識を生かせるのはIT業界だけではない」ということに気が付きました。実際に他業界の学校説明会に参加したときに、ITに強い学生を求めていることが伝わって、IT業界に絞ることはないと思いました。同級生で他業界のIT職にエントリーする学生はほぼいませんでしたが、私は視野を広げて就職活動を行い、それが功を奏したと感じています。

Q.2/7

当社への
入社動機は?

大学の教授から太平洋セメントのことを聞いて興味を持つようになり、OB訪問を通してIT部門の役割と業務内容を事前に確認しました。システム開発や運用保守をグループ会社に業務委託をしているためプログラミング開発を行わないこと、プロジェクトを管理する立ち位置であること、ITに特化しているわけではなく現場の業務知識や経理・人事の知識も多少必要となることを知りました。IT業界のエンジニアとは異なって、はじめから上流工程を手がけてIT戦略に携われることは魅力的でした。また、いつの時代も必要とされるセメントを製造していることや、海外に展開しておりグローバルな会社であること、環境への取り組みで社会的責任を果たしていることにも魅かれました。

Q.3/7

現在の仕事(職種)について
教えてください。

IT企画グループは主に、会社の基幹システムの開発保守統括管理を行なう「システムチーム」とPC、サーバ、ネットワーク等の企画立案、管理を担う「情報インフラチーム」があります。私はインフラ面の担当として、戦略ベースの管理や日常の一人ひとりのPC管理など会社の情報に関わる仕事を行っています。例えば、プロジェクト管理では、windows10に入れ替える計画の立案や、グループ会社が行うPCのキッテングの進捗管理を担当しました。その他、人事異動に伴うPCの新設や撤去の申請受付や承認、グループウェア(メール、ファイル管理、スケジュール管理などの機能を有する情報共有コミュニケーションシステム)の移行にも携わっています。ITの高い専門性は必要ありませんが、プロジェクトの管理能力が求められる仕事だと感じています。

Q.4/7

この仕事で大切に
していることは何ですか?

基本的なことではありますが、疑問点、判断に迷う点の確認を特に大切にしています。全社のITを管理している部署に所属しているため、必然的に他部署への情報発信も多くなります。上司からの承認を得て発信するものは心配いりませんが、上司の確認をしないで発信できる場合は、細心の注意を払うよう心がけています。正しい情報を発信出来ていれば問題はないのですが、もしも誤った情報や曖昧な情報を伝えてしまうと、情報を受信する側は混乱するだけでなく、それが誤った情報なのかも判断がつかない可能性もあるからです。そのため、最悪な事態を起こさないよう、疑問や判断に迷った際には上司や関係者に確認することを大切にしています。

Q.5/7

心に残っているエピソードを
教えてください。

入社2年目の4月頃、新型コロナウイルス対策で役員の在宅勤務環境整備の話が上がって、急遽、新しいコミュニケーションツールの説明会を行うことになりました。これまで全社的にSkypeを使用していましたが、マイクロソフトのTeamsという製品を導入し、役員の方々が在宅から重要な意思決定が行えるよう、インフラ環境を整備することになったからです。この説明会の準備から発表までを短期間で担当したことが今でも一番心に残っています。
これまで説明会の準備や自分がメインで話す機会はなかったのと、役員を対象とした説明会のため非常に大きなプレッシャーを感じていました。説明会の資料作成は、なるべくITの専門用語を使わずに分かりやすい表現を入れるよう心がけました。ありがたいことに同じ部署の上司や先輩の協力もあって、無事に準備から発表までを乗り切ることができましたし、役員の方々にTeamsのメリットや有用性を理解していただきました。このことは大変貴重な経験でしたし、今後どのような場面でも物怖じせずに対応する自信がついたと思っています。

Q.6/7

働いてみて感じる当社の
社風・らしさとは何でしょう?

若手の意見もしっかり聞いてくれることだと思います。ほんの一例になりますが、私の部署は、若いうちから多くの会議に参加しています。会議の際には、積極的に発言ができますし、積極的な発言が求められる環境にあります。「もっとこうしたら良いのでは?」と思うことがあったら気づいたことを積極的に発信できますし、先輩たちの発言も勉強になるため非常に有意義だと感じています。あとは、福利厚生が整備されていますし、プロジェクトの管理を行うためオーバーワークになることもないため、IT業界に就職した同級生から羨ましいと言われます。

Q.7/7

これからチャレンジして
みたいことは?

太平洋セメントでIT部門をリードし、スペシャリストを目指したいです。IT領域はまだ成長の余地があるため、自らのスキルや知見を広げる努力をすれば活躍のチャンスがやってきて、会社の発展に貢献できると考えています。そのために個人的な目標として、以下の3つを達成したいです。まずは、全ての社内のシステムや社外提供サービスの仕組みを理解すること。次に、会社としてAIやIoTなどの最新技術への取り組みにも積極的なので、自らも知識を幅広く習得し、知識を生かしたシステムを企画・導入すること。最後に、プロジェクト管理能力を身につけて自らプロジェクトを推進することを目指しています。自ら携わったことの影響力が大きいため、やりがいを感じながらスキルアップを楽しみたいです。