幅広い業界にネットワークを築き
景気動向や社会情勢の情報を収集。
支店の営業活動支援を行っています。
セメント営業
H.N
セメント事業本部営業推進グループ
法学部政治学科卒
2012年入社
Q.1/7
どんな就職活動を
行いましたか?
自分で何をしたいかが明確ではなかったので、業界・業種問わず、とにかく人に会うことを意識して就職活動をスタートさせました。OB・OG訪問した企業は、多いときには1ヵ月で20社、1日2~3人の方にお会いした計算になります。文字通り、足で情報を稼いでいました。
漠然と「モノづくりに携わりたい」という思いはあったものの、私は文系出身なので選択肢は限られてしまいます。その点、いろんなモノに変化していく素材であれば、何らかのカタチでモノづくりに関われるかもしれないと考え、鉄鋼や繊維系なども含めた素材メーカーを検討するようになり、太平洋セメントに出会いました。
社員の方々の生の声を聞くことで、働くことがよりイメージしやすくなったので、大変ではありましたが、動いた甲斐はあったと思っています。
Q.2/7
当社への
入社動機は?
社会の底力となる素材産業に関心を持つようになった折、「東日本大震災」が起こりました。連日流される新聞報道やTVニュースにおいて、何もかもが津波に流されてしまう中、コンクリートの建物だけが残っていたのが印象に残っています。この未曾有の大災害を通して、セメントは私たちの社会基盤を支える、なくてはならないモノであると知りました。私はこのような当社の社会貢献性の高さに感銘を受け、入社を決めました。
当社に関しては、面接でじっくり話をきいてくださったことも好印象でした。リラックスして話せる雰囲気をつくってくださるので、私もこんな社会人になれたらいいな、と思ったことを覚えています。
Q.3/7
現在の仕事(職種)について
教えてください。
営業推進グループは、建築・土木の各種工事に対して営業戦略を立案し、支店営業活動(関係会社営業活動)を支援することを主な業務としています。
対象となる工事案件は、ダム・トンネル・空港・橋梁・発電所・大型地盤改良工事等のインフラ整備案件(官公需)から、都市部の再開発プロジェクト・本社ビルなど一般建築物件(民需)と様々で、工事案件に応じて、国交省等の中央官庁・地方自治体・民間施主・建設会社(ゼネコン・マリコン)・設計事務所など営業先も多くあります。
たとえば、ダムやトンネルで使用するセメントは特殊品のため、各工場で配分して計画的に生産することが必要で、支店だけで対応できないことも多々あります。そこで、支店の営業活動支援を目的に、生産能力や採算性の確認などを行っています。
また、「ダクタル」など特殊セメントの販売促進業務や、コンクリート舗装普及促進業務もあり、業務範囲は多岐に渡ります。
Q.4/7
この仕事で大切に
していることは何ですか?
各支社の営業活動支援を行うためには、社会情勢に敏感であることが重要です。たとえば、景気が上向きな業界では設備投資の動きがあるだろうし、新製品が開発されれば新工場建設計画が持ち上がるかもしれません。そこで、当社情報のみならず、社会情勢・他企業情報・工事情報等の収集は注意して行っています。
また、情報の真偽を確かめたり、より詳しい情報を得るためには、一般メディアだけでは不十分。幅広い業界とのお付き合いがある部署であることを活かし、人との関わりを大切にして、情報収集を心がけています。自分がキャッチした情報が仕事の流れとリンクしていくことは、仕事の面白さでもあると感じています。
Q.5/7
心に残っているエピソードを
教えてください。
営業推進グループに配属になる前、北海道支店(業務部)で勤務していた時のエピソードです。仕事で関わりのない方であるにかかわらず、販売店のお客様に名前を覚えていただき、声をかけていただいたことが、とても嬉しかったです。仕事に対する姿勢から考え方まで、人生の先輩としていろいろな話を聞かせてくだったことが、とても心に残っています。
営業推進グループに異動し、人との関わりはさらに重要度を増しています。社会人としての人付き合いを教えてくださった北海道のお客様には、改めて感謝の念を感じています。
Q.6/7
働いてみて感じる当社の
社風・らしさとは何でしょう?
「自由闊達」という言葉が、当社の社風を的確に表していると思います。温和な雰囲気はあるのですが、仕事は愚直に行い、就業後は従業員同士で飲みに行くなど、オンとオフのけじめがしっかりしているように感じます。
私のような新人も一人前として扱い、責任ある仕事を任せてもらえるのは、まさに「闊達」なのだと思います。もちろん、上司や先輩のバックアップがあってこそです。
営業推進グループに異動する際も、「営業すら未経験なのに、それを推進する仕事とはどんなもの?」と不安に感じたものです。そのことを上司に相談したところ「まずやってみなさい。失敗してもいいから」と言われました。長い目で見て育てようとする当社の教育方針は、従業員にとって、とてもありがいたものだと感じています。
Q.7/7
これからチャレンジして
みたいことは?
営業推進グループに来て半年、まだまだ半人前です。営業マンとして早く戦力になりたいです。担当企業様から、「星さんじゃないと!」と言われるようになることを目標としています。
まずは、現在関わっているお客様との信頼関係を強固なものにすることが最優先。その上で、会社のために自分は何ができるのか、営業推進の立場で考えていきたいと思っています。より具体的な目標を掲げられるのは、その後でしょうか。先輩方とまったく同じことをやっても意味がないので、私は私として考え、経験を積んでいきたいと思っています。