Staff Interview従業員の声

K.S

廃棄物を受け入れてセメント原料として再利用。
工場の原価低減につながる営業活動を行ない、
循環型社会に大きく貢献できることがやりがいです。

環境事業営業

K.S

環境事業部 eマテリアルグループ
経済学部 公共環境経済学科卒
2014年入社

Q.1/7

どんな就職活動を
行いましたか?

大学時代は、環境政策や持続可能な環境保全と経済発展について学び、環境に貢献しながら営利活動できる会社をメインに探していました。また、父が児童養護施設に勤めており、夏休みには施設へ行って手伝いをしていたこともあって、子ども用品のメーカーや小売業、幼稚園の遊具商社といった幅広い業界に足を運んで企業研究を行なっていました。そんな中で、環境貢献は長い将来を見据えて子どもの未来を守ることにつながると考え、環境に絞って就職活動を行なうようになりました。また、企業を選ぶ際、会社説明会やOB訪問をうまく活用し、社員と直接会って雰囲気が合うかどうかを大切にしていました。

Q.2/7

当社への
入社動機は?

当時からCSR活動に取り組む企業は数多くありましたが、企業研究を進める中で「環境貢献しながら営利活動できる会社」に就職したいと考えるようになりました。太平洋セメントとの出会いは、合同説明会に参加し、たまたま席が空いていたので座ったからです。そこで、セメントは原料燃料として大量の廃棄物を処理し、静脈産業を支える根幹の業界であることを知って、私が探していた企業と一致すると思い、志望を決めました。
当社の最終面接のときに頭が真っ白になってしまい、志望動機や自己PRを全く話せない状況になりましたが、ありがたいことにご縁をいただきました。当時の採用担当者になぜ内定したのかを聞いたところ、思いがけない状況を自分から乗り越えようとした姿勢が良かったと評価していただき、しっかりと内面を見て下さるところが印象的で入社を決めました。実は、同業他社からも内定をいただいていましたが、太平洋セメントは選考過程や内定者訪問した際に出会った社員の方々の雰囲気が良く、文系出身者も環境営業に携われることが、最終的な決め手となりました。

Q.3/7

現在の仕事(職種)について
教えてください。

環境事業部の「eマテリアルグループ」に所属し、電力や鉄鋼会社をメインに営業しております。私たちの仕事は、セメントの原料・燃料となる廃棄物に関して、処理費をいただいて受け入れを行なうことです。また、受け入れる廃棄物や環境製品を運ぶ船の配船も担当しており、国内海外合わせて計10隻の船を運航しております。北海道から九州まで全国の当社工場へ廃棄物を安定供給し、取引先への製品の納入や廃棄物の引取り、船の安全安定運航など、あらゆる方面に気を配りながら配船を行なっています。天気や各工場の稼働状況によって、工場の在庫や船の静動は日々変化するため細かな調整に苦労しますが、やればやるほど売上や工場の原価低減に大きく貢献できるため、大きなやりがいを感じています。
入社後、関西四国支店で環境営業事業部に従事し、本社の環境事業部へ異動しました。大阪では支店の地域のお客様に営業をしますが、本社は関東圏のお客様と全体の統括に加え、船の配船も担当するため役割の幅が広がっていると感じています。

Q.4/7

この仕事で大切に
していることは何ですか?

責任感と熱意を大切にしています。現在配船担当者として、全国の当社工場向けにセメント原料を供給しており、責任の大きさを痛感しながら業務に取り組んでいます。少しでも至らない点があると当社工場の操業を止めてしまう可能性もあります。ただし、裏を返せば「私が全国の工場の操業を支えている!」という責任感とやりがいを感じながら、常に仕事に丁寧に向き合うことができます。工場、廃棄物排出元、船会社と情報を密にすることでビジネスチャンスを察知し、獲得できるよう日々熱意を持って業務に取り組んでいます。

Q.5/7

心に残っているエピソードを
教えてください。

大阪の環境事業部で営業をしていたときに、廃棄物の処理に困っていたお客様とのエピソードが心に残っています。新規のお客様からご相談をいただき、廃棄物の性状チェックや成分値から受入できるか工場と交渉。お客様や運搬会社との価格交渉から契約書作成まで、一連の流れを担当しました。
廃棄物の受け入れを工場で立ち合いして、お客様からお礼をいただき、工場や運搬会社、上司から「よくやった!」とエールをもらったときの感動は今も忘れられません。そのお客様とはお取引が続いており、廃棄物を安定して受け入れ処理しています。苦労した経験が現在の仕事の糧になって自信につながっています。

Q.6/7

働いてみて感じる当社の
社風・らしさとは何でしょう?

面倒見のよい先輩が多いため、分からないことを質問しやすい雰囲気があります。他部署の方も非常に丁寧に教えてくれます。まわりには尊敬できる先輩や上司に恵まれているので、いい仕事をしていれば吸収するように心がけています。
後は、若手の意見を積極的に聞き入れて検討する雰囲気があると感じます。1人ではなく組織として業務に取り組む風土があるため、あらゆる方面の意見を取り入れて営業活動のプラスにしています。オンオフしっかり切り替えが早いですし、プライベートでも仲が良いのでゴルフへ行ったりもします。

Q.7/7

これからチャレンジして
みたいことは?

本社で勤務し2年目を迎えたので、培った経験を生かして更なる増収増益を目指し、環境事業部に貢献したいと考えています。年1回、自らのキャリアプランを伝える「自己申告制度」があるため、次のチャンスにつながるよう日々の業務で成果を上げたいです。中長期的にはセメント営業や海外営業などを経験し、多角的な視野を身につけてキャリアアップを図り、最終的には太平洋セメントの社長になることを目指しています。