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ダクタル「酒田みらい橋」竣工当社はダクタルのサブライセンス契約先である大成建設社と前田製管社の2社と共同で、次世代の新素材「ダクタル」を適用した橋梁の設計・施工技術を開発し、山形県酒田市に国内で初めてのダクタルを用いたプレストレス橋梁「酒田みらい橋」の建設プロジェクトを進めてまいりましたが、この度竣工し、10月26日に開通式を酒田市において取り行いました。開通式は、阿部寿一 酒田市長、池田尚治 横浜国大 名誉教授をはじめとするご来賓の皆様、、大成建設社市川副社長、前田製管社前田社長、当社鮫島社長他プロジェクト関係者、そして地元の皆様を含む100名以上の出席のもと開催されました。 このプロジェクトでは、大成建設社、前田製管社、当社の3社が共同研究契約を締結し各社それぞれ得意分野を中心とする役割分担を担いつつ、相互に有機的に協力し合うことにより、新素材ダクタルにふさわしい橋梁建設技術の確立を目指しました。 また、産・学・官連携による「新素材による橋梁建設技術委員会(委員長:横浜国大 池田名誉教授)」(主催:山形県)に設計・施工方法についての技術的な評価を受けており、開通式前にも委員会が開催され、構造、施工に関しての最終確認を行なっております。 耐久性やクリープなどについては、構造特性の観点から今後ともモニタリングを継続する予定であり、ライフサイクルコストの観点からも優れていることを検証していきます。 更に、今後、フランスから得られた設計手法を基に、酒田みらい橋プロジェクトで得られた技術的知見を加え、ダクタルの一般的な設計ルールとしての横展開を図るとともに、その特性を活かして道路橋をはじめ、土木・建築構造物への用途拡大を推進してまいります。
※詳細は当社ホームページのニュースリリース欄をご覧ください。 https://www.taiheiyo-cement.co.jp/news/news/01106.html |