廃棄物リサイクルプロセス

全国の産業廃棄物の排出量は、年間約4億トン。
太平洋セメントでは、環境事業として、その多くが焼却処分、埋立処分されていた産業廃棄物の一部を、セメント製造プロセスで、原料や燃料として活用しています。

セメント原料と組成が似ている石炭灰、汚泥、焼却灰、鉱さいなどは、セメント原料の一部として再資源化されます。

高い発熱量を持つ廃タイヤ、廃油、廃プラスチックなどは、セメント製造用燃料の一部として再資源化されます。これらの可燃性廃棄物は、セメントキルン内で高温燃焼されるので大気汚染の心配もなく、また一般焼却炉では二次廃棄物として排出される焼却残渣も原料として再資源化されます。

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