ニュースリリース
2005年5月30日 太平洋セメント株式会社 ベトナム・ギソンセメント社の第二生産ラインを増設 太平洋セメント株式会社と三菱マテリアル株式会社が共同出資し、ベトナムセメント公社との合弁会社であるギソンセメントコーポレーション(以下、ギソンセメント社)は、ベトナムの経済発展に伴う旺盛なセメント需要の増大に応えるために、第二生産ラインの増設を決定いたしました。 ギソンセメント社は、2000年7月の商業生産開始時よりフル操業の状態が続いており、今後もベトナム経済の順調な発展が望めることから、第一生産ラインとほぼ同等の225万トン/年のセメント生産能力を有する第二生産ラインを増設し、同社のお客様の要望に応えるものです。 今回の増設計画では、セメントの主原料である石灰石鉱山の拡張開発、および既設のホーチミンターミナルに加え、中部地区にもセメントターミナルを新設し、ベトナム全土をカバーする販売網も構築いたします。 また、今回の第二生産ラインについては、投資計画額として約240百万米ドルで同国政府から投資ライセンスを取得済みであり、本事業は引き続き同国における日本からの最大投資事業となります。第二生産ラインは2008年の稼動を目標としており、完成後ギソンセメント社は同国における最大のセメント製造会社になります。売上高、利益金額とも現状の倍以上の業績を見込んでいます。 <ギソン・セメント社の概要>
<設備投資概要>
<ギソンセメント社の位置図> |