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X線CT装置による非破壊診断技術


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コンクリート構造物を長く使用していくために、より良い診断技術が求められています。コンクリートの表面にひび割れが生じたコンクリートを補修するには、ひび割れの原因を調べる必要があります。しかし、目視観察のみで構造物に生じている劣化を特定することは難しい場合が多くあります。例えば、アルカリシリカ反応の場合、X線CTを使用すれば、骨材周辺のアルカリシリカゲルや骨材の膨張によるひび割れを非破壊で効率よく検出できます。さらに、走査型電子顕微鏡(SEM)や偏光顕微鏡の分析と組み合わせることで、より精度の高い劣化診断が可能となります。


アルカリシリカ反応によって劣化したコンクリート測定例

SEMや偏光顕微鏡等と組み合わせることで精度の高い分析が可能になります



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