焼却残さ資源化システムの特長

ばいじんに含まれている微量のダイオキシン類は、焼成用ロータリーキルンの1450℃の高温焼成中に安全に分解されます。
焼却残さの使用率は、原料全体の数％以下に抑えています。このため、セメントの品質は全く損なわれず、また、重金属含有量も全く問題の無い範囲に管理することができます。

生産量の大きなセメントの原料として都市ごみ焼却残さを大量にリサイクルすることにより、最終処分場建設のための費用を軽減できます。
また、最終処分場への埋め立てに必要な重金属安定化処理などの費用が不要となります。

・	最終処分場の延命だけでなく、石灰石、粘土などの天然資源の使用量削減を通して、循環型社会の構築に貢献します。
・	ダイオキシン類は1450℃以上の焼成用ロータリーキルンの中で完全に分解されるため、製品のセメントには全く混入しません。