アメリカ西海岸、中国、そして東南アジア・・・・。太平洋セメントのビジネス拠点は、文字通りパン・パシフィック。広大な太平洋を囲むようにして世界へ広がります。資源エネルギー問題や温暖化問題など現在から未来にかけて、この星が抱えるテーマを注視し、各国のインフラ整備に貢献したいから。私たちのセメント事業の、その舞台は地球です。
▲ギソンセメント(ベトナム)
環太平洋に生産拠点 |
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海外事業本部の主力はセメント・製造・販売、そして海外市場への輸出ビジネスから成立しています。太平洋を囲むように配された生産拠点は、米国西海岸に4工場、中国に2工場。さらにベトナム、フィリピン、パプアニューギニアと環太平洋で8工場が稼動しています。セメント輸出事業は物流拠点の整備を進め、日本からの輸出はもちろん、三国間貿易など多彩なビジネスを展開しています。 |
広大な国土に需要も旺盛な中国市場 |
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大連小野田水泥有限公司を皮切りに江南小野田水泥有限公司、秦皇島浅野水泥有限公司(2020年に中国側出資者へ譲渡)をそれぞれ合弁により設立し、セメント工場を建設。これらの工場をコアにセメントターミナル、生コンクリートの各事業も積極展開しています。 |
著しい成長を遂げるアジア市場 |
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中国以外のアジア諸国でも多くの事業がエネルギッシュに進行しています。ベトナムでは合弁会社を設立、フィリピンではセメント工場を買収したほか、台湾、シンガポールでもターミナル事業を進めています。またパプアニューギニアにはクリンカ粉砕工場が稼動。旺盛な需要に応える活動を行っています。 |
堅調な伸びを見せるアメリカ市場 |
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米国ではカリフォルニア州とアリゾナ州の4工場でセメントを生産。さらに西海岸一帯で生コンクリートを製造・販売しています。また米国に設立された子会社は太平洋セメントのグループネットワークを駆使して、三国間貿易も積極展開。高品質なセメントなどを輸入販売して、北米のマーケットニーズに応えています。 |