バリューチェーンにおけるそれぞれのステークホルダーと相互の信頼関係を築き、ともに持続可能な発展を遂げることを目指しています。
高品質・安全な製品
当社は1998年の発足時に経営方針に基づいて品質方針を定めました。そののち、行動指針を解りやすく表現した内容を加えて改定し、組織全体への周知に取り組んでいます。品質方針には、従業員一人ひとりが積極的に活動を行うことで達成感を共有し、確かな技術と品質保証体制により、高品質な製品・サービスを提供することで、お客様に信頼され、期待される企業であり続けるという思いが込められています。
品質方針
従業員一人ひとりがグローバルな視点に立ち、地球環境保全に配慮した製品とユーザーニーズに応える品質を追求し、社会への貢献と顧客満足度の向上に努める。
方針を実現するために
- 品質方針に基づき、具体的な品質目標に展開し、社内に周知徹底を図る。
- 品質目標達成に向けて、総力を結集してポジティブに業務を遂行する。
- 顧客満足度および品質目標の達成度を確実にレビューする。
- 品質マネジメントシステムおよび製品の継続的な改善を推進する。
当社では長期にわたって培ってきたプロセス管理技術ならびに品質管理技術により、製品品質の安定ならびに向上に取り組んでいます。具体的には原料・クリンカ・セメントのオンライン自動分析システムの活用やX線回折によるクリンカ鉱物の測定、当社独自で開発したTQPS(太平洋セメント品質予測システム)などの先進的技術を活用した品質管理を行っています。また、廃棄物ならびに副産物の有効活用などによって地球環境保全に配慮したセメント製造に努めています。
グループ会社を含めたISO9001の取得率は、国内のポルトランドセメント製造事業所で100%です。海外においても、ISOを主流とする国のセメント製造事業所では100%となっています。「各種セメント製品、各種クリンカ製品、各種セメント系固化材製品の設計・開発および製造」を登録範囲としてISO9001(JISQ9001)の認証を取得し、品質マネジメントシステム(QMS)の構築と運用によって品質保証を確実に行うとともに業務の改善に取り組んでいます。
今後もISO9001の仕組みを積極的に活用することで、「お客様のニーズに応じた製品の供給」と「顧客満足度の向上」への取り組みを充実させていきます。
昨今、あらゆる製品に対し安全・安心が求められており、社会インフラ整備に欠かせない建設資材であるセメントもその例外ではありません。セメント業界では、天然資源の代替として以前より高炉スラグ・石炭灰・副産石膏などの産業系廃棄物・副産物を活用していますが、当社はAKシステム(都市ごみのセメント資源化)、焼却残さ資源化システムなどの技術開発により生活系廃棄物のほか、建設発生土、建設廃材などのセメント資源化も行っています。廃棄物をセメント工場に受け入れるにあたり、廃棄物の搬入・一時保管は密閉型のトラックや置場を使用するなど、飛散防止や悪臭防止を図り、周辺地域や工場内の環境保全に努めています。
また、天然資源に含まれる重金属類の管理は従来から一定の基準を設けて行っていますが、廃棄物の受入量増加にともない、微量成分の管理徹底を継続しています。新規廃棄物の受け入れにあたっては発生元情報、化学成分、試験使用結果に基づく3段階の検査を行い、製品の品質や周辺環境に影響を及ぼさないことを確認した後に受け入れ可否の最終判断をするなどルール化を徹底し、製品の安全性を確保しています。
放射能事故に対する製品の安全性の確保
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故の影響により、2011年にセメントの原料として使用していた一部の産業廃棄物について特定の放射性物質が検出されました。当社は使用するセメントの原燃料の放射能濃度を厳重に管理することで、国が定める安全基準※を確実に下回るセメント製品を出荷する体制を整えており、その測定結果については毎月ウェブサイトに掲載するなど情報公開に努めています。
※2011年5月以降、国がセメントの放射能濃度にかかわる安全基準について、クリアランスレベルを100Bq/kg以下と定めています。
セメント製品の放射能測定結果については下記をご参照ください。
https://www.taiheiyo-cement.co.jp/news/sokutei.htmlSDS・ラベル表示による情報提供
セメント製品をより安全にご使用いただくため、当社は危険有害性情報を記載したSDS(安全データシート)をウェブサイトに公開し、袋・フレキシブルコンテナバッグ製品に対してGHSラベルを表示しています。
(単位:mg/kg)
1987 年度 |
2018 年度 |
2019 年度 |
2020 年度 |
2021 年度 |
2022 年度 |
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フッ素 | 平均 | ─ | 427 | 435 | 409 | 395 | 461 |
最大 | ─ | 504 | 578 | 512 | 449 | 557 | |
最小 | ─ | 355 | 337 | 326 | 311 | 396 | |
全クロム | 平均 | ─ | 77 | 84 | 79 | 75 | 79 |
最大 | ─ | 95 | 95 | 85 | 88 | 92 | |
最小 | ─ | 64 | 75 | 73 | 65 | 63 | |
水溶性六価クロム | 平均 | 17.4 | 8.6 | 7.9 | 8.0 | 7.1 | 6.4 |
最大 | 32.3 | 11.4 | 9.8 | 11.1 | 8.9 | 7.2 | |
最小 | 5.3 | 5.4 | 6.6 | 5.5 | 5.9 | 5.6 | |
亜鉛 | 平均 | 556 | 600 | 554 | 609 | 560 | 551 |
最大 | 1,059 | 772 | 677 | 734 | 742 | 702 | |
最小 | 137 | 449 | 493 | 464 | 434 | 422 | |
鉛 | 平均 | 221 | 62 | 63 | 66 | 61 | 54 |
最大 | 668 | 84 | 77 | 88 | 82 | 72 | |
最小 | 18 | 38 | 43 | 39 | 43 | 37 | |
銅 | 平均 | 122 | 274 | 263 | 267 | 253 | 253 |
最大 | 233 | 415 | 359 | 442 | 404 | 365 | |
最小 | 17 | 163 | 181 | 168 | 159 | 138 | |
ヒ素 | 平均 | 17 | 18 | 13 | 15 | 14 | 15 |
最大 | 39 | 47 | 28 | 47 | 39 | 54 | |
最小 | 2 | 6 | 7 | 6 | 6 | ND | |
セレン | 平均 | ─ | 0.5> | 0.8 | 0.8 | 0.7 | 0.7 |
最大 | ─ | 0.5> | 0.9 | 0.9 | 0.8 | 0.9 | |
最小 | ─ | 0.5> | 0.6 | 0.5> | 0.5> | 0.5 | |
カドミウム | 平均 | 1.5 | 1.3 | 2.0 | 1.7 | 1.5 | 2.0 |
最大 | 2.6 | 2.0 | 3.0 | 2.0 | 2.0 | 3.0 | |
最小 | 0.6 | 1.0> | 1.0> | 1.0> | 1.0 | 1.0 | |
水銀 | 平均 | ─ | 0.005> | 0.007 | 0.010 | 0.008 | 0.010 |
最大 | ─ | 0.005> | 0.011 | 0.020 | 0.012 | 0.020 | |
最小 | ─ | 0.005> | 0.005> | 0.005> | 0.005> | 0.005> |
責任ある調達・供給
当社は取引先をともに成長するパートナーと考えています。相互の信頼関係を構築し協働していくために、公正な契約に基づいた取引を行うことはもとより約束の遵守を徹底します。公正な取引を確かなものとするため、行動指針の「法令等を遵守するとともに、社会の良識に則って行動します。」を受け、行動基準の「社外との誠実な関係づくり」の項では、基本方針を定め、サプライチェーンマネジメントを実施しています。
基本方針
- 談合やカルテルなどのない、公正な市場取引、入札を実施します。
- 協力会社との適正で透明なパートナーシップを保持します。
- 公正・公平に取引先を選定します。
- 節度ある接待・贈答を行います。
- 正直で誠実な、宣伝広告・表示・説明を行います
- お客様の声に適切に対応します。
- 政治・行政との透明な関係を保ちます。
- 事業を展開する地域の文化、慣習を尊重します。
加えて②協力会社との適正で透明なパートナーシップを保持します。③公正・公平に取引先を選定します。を確かなものにするために取引先に倫理的行動をお願いする、購買基本方針を2017年10月に定めました。
太平洋セメント購買基本方針
購買基本方針
基本的な考え方
「行動指針」、「行動基準」の「社外との誠実な関係づくり」に基づき、お取引先様との信頼関係を構築し、公平な機会を提供すると共に公正な評価による取引を行います。
- 公平・公正な取引
・法令を遵守し、公平・公正な取引を行います。 - 人権の尊重
・国籍、性別その他個性を理由とした差別を禁止し、人権を尊
重します。
・児童労働、強制労働を禁止します。 - 品質および環境
・品質マネジメントシステムを活用し、当社製品の品質維持、
向上に努めます。
・環境マネジメントシステムを活用し、環境に配慮した購買活
動を行います。 - リスクマネジメント
・当社製品の安定供給を果たすための購買活動に努めます。
・お取引先様の個人情報や機密情報を適切に管理します。
当社が社会的責任を果たしていく上で、お取引先様とのパートナーシップは重要な要素になります。お取引先様におかれましては、以下の項目について遵守していただくようお願いします。
・法令の遵守、公平・公正な取引
・児童労働、強制労働の禁止、人権への配慮
・安全衛生、環境の保全
・安定供給の確保と品質の維持向上
・情報の適正管理
また、贈賄行為に対する国際的な規制強化に対応し、腐敗防止の取り組み強化に向け④節度ある接待・贈答を行います。⑦政治・行政との透明な関係を保ちます。をより確かなものにするために、反贈賄に関するトップメッセージを宣言すると同時に反贈賄基本方針(ポリシー)を2017年1月に定めました。
当社はセメントならびにコンクリートに関連する事業を主要なものとしています。これらは石灰石を主要な原料としていますが、石灰石鉱山の運営・管理など多くの部分はグループ会社によって担われています。一方、熱エネルギーかつ原料の一部となる石炭はグループ外から調達しています。また、セメント製造工程の廃棄物・副産物のリサイクルにおいては、多様な産業や地域との取引があります。
製造部門の多くは機械化され、労働集約的な工程はほとんどなく、生産設備の維持管理などについては、必要に応じて協力会社に外注しています。
セメントは主に生コンクリート会社・建材販売会社へ販売されており、原料ならびに製品の輸送は、グループ会社と外部に委託しています。
事業活動においては、事業拠点の立地国、地域行政とコミュニケーションを密に取り、特にサプライチェーンにおいて強制労働、児童労働の禁止といった人権尊重や、法律の遵守を必須としてさらに要望に応えられるよう努めています。
セメント製造現場や鉱山の採掘現場での作業は、機械化が進んでいます。また、高所や高温にかかわる作業があるため、作業に関する安全の確保が安定操業のために欠かせません。製造現場で働く協力会社の従業員には入構教育をはじめとする各種教育、安全計画を含む作業計画書の提出ならびに計画に関する指導を通し、事故なく作業できるよう努めています。
「顧客満足度の向上」を最重要課題と捉え、各部門間で定期的に情報交換ならびに連絡会を実施し、ユーザーのニーズに応える製品づくりを徹底しています。
ユーザーからいただいた製品品質やデリバリーなどのサービスに関するご意見ならびにご要望は、営業部門や技術部門が窓口となって情報収集し、分析と改善を行ってフィードバックするように努めています。また、海外のお客様に対しても、ニーズを製品品質に取り込み、お客様に応じたきめ細かい製品供給を行っています。今後もお客様から寄せられたご意見ならびにご要望の一つひとつに真摯に対応し、さらなる製品品質の改善と顧客満足度の向上に努めます。
潜在的な品質リスクについても積極的に抽出するとともに、それぞれの課題について原因追究と対策および横展開を徹底し、さらに安全・安心な製品供給に努めます。
当社製品だけでなく、グループ会社の製品についても品質保証体制の向上に取り組んでいます。各部門横断で活動を進め、重要課題の抽出や解決に組織的に取り組むことで太平洋ブランドへの信頼感と顧客満足度の向上に努めます。
当社ではセメントユーザーにおける事業の活性化、技術競争力の構築などを支援するため、各種ユーザー会・工業会を設立・運営しています。このうち、最大規模のユーザー会である「全国太平洋セメント生コン会」は、北海道から九州まで10地区で構成され、様々な活動を行っています。技術的な取り組みとしては、技術懇談会・発表会の開催、地区事情にあわせた特定テーマ活動のほか、コンクリート技士・主任技士・診断士の資格取得支援に注力しています。
生コン会のほか、コンクリート製品会社間の相互発展を目的として「太平洋セメント舗装ブロック工業会」、「スプリットン工業会」などを設立して積極的な技術支援を行っています。今後もユーザーの皆様にとって有意義な支援活動を推進していきます。
太平洋セメント舗装ブロック工業会の取り組み
太平洋セメント舗装ブロック工業会は2003年の設立以来、コンクリートブロック舗装の設計や製造・施工技術に関する情報交換、新製品・新技術の開発を通じて、ブロック舗装の普及を目指しています。
近年は労働力不足が大きな課題となっており、舗装ブロックの施工量を維持・拡大するために、生産性の向上や省力化へ早期に対応することが求められています。当工業会では機械化施工の普及とブロック舗装の生産性向上を目指して、機械化施工見学会の実施など全国の会員と協力して取り組みを進めております。
また、SDGsへの対応も積極的に行っています。ブロック舗装はヒートアイランド対策や高い耐久性からライフサイクルコストの低減と重荷重舗装にも対応できる機能をもっており、環境負荷低減に貢献できます。このため発注者や市民の方にも理解が得られるよう宣伝活動にも注力しています。
当工業会は、ブロック舗装の適用拡大・普及活動をより精力的に展開することで社会に貢献していきます。
全国太平洋セメント生コン会の活動例
地区 | 内容 |
北海道 | 安全衛生に関する改善事例コンテスト実施 |
東北 | マネジメントレビューの進め方・実施例のとりまとめ実施 |
東京 | 設備担当者研修会(Web)の開催 |
関東 | コンクリートフォーラム(Web:オンデマンド形式)の開催 |
北陸 | 低炭素化コンクリートの試し練り実施 |
中部 | JIS A 1132:2020「コンクリートの強度試験用供試体の作り方」に対応した講習会の実施 |
関西 | 生コン基礎資料調査とモデル基礎資料の作成 |
四国 | コンクリートの品質管理に関する基礎講習会の開催(対面・Webハイブリッド開催) |
中国 | 方針管理に関するアンケート調査実施 |
九州 | 「コンクリート関連試験の手引」の発行 |
ステークホルダーエンゲージメント
当社グループは、セメントならびにコンクリートに関連する事業を主要なものとしています。
事業活動においては、株主・投資家、地域社会やお客様・お取引先、さらには従業員といったステークホルダーとのコミュニケーションを密に取り、法律の遵守を必須としてさらに要望に応えられるよう努めています。
持続可能な企業であり続けるためには、多様なステークホルダーからの期待・要請に応えて社会的責任を果たし、良好な関係を築き続けることが必要不可欠であるとの考えに基づき、適時適切な情報開示やステークホルダーとのコミュニケーションを促進しています。
今後も、ステークホルダーから寄せられるご意見やご要望をより経営に活かすよう努めるほか、企業にとって最大の資本である従業員が活き活きと働くことができるよう、人的資本経営をより一層推進していきます。
ステークホルダー | ステークホルダーの関心事項 | 実績(2021年度) | 今後の課題 |
株主・投資家 |
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●IR活動実績
●統合報告書発行 1回 |
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地域社会 |
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●地域社会とのエンゲージメント実績
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お客様・お取引先 |
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従業員 |
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コミュニティ
当社グループの事業は、地域の皆様と心を一つにすることで成り立っています。
常に感謝の気持ちを忘れず、共に歩むことを何より大切にしています。
当社グループは、国内外の事業拠点のある地域において社会的責任を果たすことにより、社会・環境価値を創出し、持続可能な社会と事業の持続的な発展に寄与できると考えています。地域社会との積極的なコミュニケーションを通じてニーズや課題を把握し、当社グループの事業特性を活かした貢献を行うことで、地域社会との信頼関係を築き、ともに成長していくことを目指しています。
活動項目 | 年間実施回数(回) | のべ参加人数(名) | 活動事例 |
1地球環境保全 |
1,253 | 1,778 | 住民説明会、環境報告会、環境モニター制度、清掃活動、森林や地域の自然保護活動 |
2地域文化・交流の
活性化 |
988 | 155,759 | 工場・鉱山見学、施設開放、イベントの主催・参加・協力 |
3地域の発展 |
146 | 3,898 | 資材の提供・重機の貸出、防災活動 地域医療・地域産業振興への支援 |
4教育・人材育成 |
119 | 16,027 | 奨学金制度、技術者養成、インターンシップ・職場体験 |
5災害支援 |
4 | 17 | 救助活動協力 |
6その他 |
28 | 207,711 | 献血協力 |
宮城県産業資源循環協会仙台支部「クリーン作戦」に参加
(東北支店)
東北支店は、2022年10月に宮城県産業資源循環協会仙台支部が主催した、大沼での「クリーン作戦」に参加しました。空き缶、ペットボトル、ビニール袋や廃タイヤなど多くの廃棄品を回収し、杜の都仙台の美化に貢献しました。
藤原岳救助活動に協力
(藤原工場)
藤原工場で、地元消防署から藤原岳での火災・救助などの緊急事案にともなう協力要請を受け、2022年度は3回、鉱山道路を利用して署員を山頂付近まで送り届けました。また、毎年実施される警察署・消防署合同の山岳事故訓練にも協力しています。
高校生インターンシップの受け入れ
(龍振鉱業社)
龍振鉱業社では地元高校生のインターンシップを実施しました。「総合的な探求の時間」の一環として、岩手県立高田高等学校から2年生2名が参加し、会社概要説明、保安教育の後、事業所見学やダンプ乗車といった就業体験を行いました。
小学校のハロウィンイベントに参加
(米国 カルポルトランド社)
カルポルトランド社は、ネバダ州の小学校で実施されたハロウィンイベントに参加しました。飾りつけたミキサー車の前で仮装した従業員が、700名以上の子どもたちにお菓子を配りました。子どもたちからはミキサー車やコンクリートについて沢山の質問がありました。
小学校の「キャリアデー」に参加
(米国 カルポルトランド社)
カルポルトランド社は、カリフォルニア州の小学校で開かれた「キャリアデー」に参加しました。環境管理、重機運転、技術開発などのセメント産業の仕事について説明し、カップの中でつくるコンクリートの実演をしました。
医療品・医療器具の寄付
(フィリピン タイヘイヨウセメントフィリピンズ社)
タイヘイヨウセメントフィリピンズ社は、地域貢献のひとつとして、近隣住民へ必要としている医療品の聞き取りを行い、医薬品や医療器具の無料配布を行いました。