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コンクリート舗装・道路関連技術


コンクリート舗装とは   太平洋セメントの独自技術      
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コンクリート舗装とは
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太平洋セメントの独自技術
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>トーハイクリート
>試験施工
収縮抑制型
超速硬鋼繊維補強コンクリート
スマートジェットコンクリート

超速硬かつ低収縮、多様なニーズにスマートに

スマートジェットコンクリートは一般的な超速硬鋼繊維補強コンクリートよりも施工性に優れる上、低収縮で高耐久な性能を付与したコンクリートです。橋梁床版の増厚コンクリートとしてはもちろん、橋梁舗装の表層コンクリートとしても用いることができます。

特長

早期に交通を開放

優れたワーカビリティと超速硬性により、
夜間施工と翌朝の交通開放を実現します。

低収縮化によりひびわれを抑制

自己収縮を抑制して初期ひび割れを低減することができます。

緻密な組織で高耐久化

膨張材の効果により硬化体組織が緻密化し、
コンクリート床版を塩害から守ります。

性能

高い強度発現性
スマートジェットコンクリートは一般的な超速硬繊維補強コンクリートと同等な強度発現性を発揮します。また、適度なコンシステンシーを付与しており、低騒音な小型フィニッシャーでも施工が可能です。都市部の道路橋補修工事は、通行する車両への配慮から、夜間に実施されることが多く、施工時の騒音低減や翌朝の交通開放が求められます。スマートジェットコンクリートはこれらの要求を満たします。
仕様
ひび割れ低減
超速硬性のコンクリートはセメントの水和反応が速いため、打込み直後からの自己収縮ひずみが大きいと言われています。スマートジェットコンクリートには膨張材を使用しているため、初期の収縮ひずみを低減して初期ひび割れを抑制することができます。
自己収縮ひずみ
塩分の侵入を防ぐ緻密な硬化体組織
スマートジェットコンクリートは膨張材の効果によって微細組織が緻密になります。微細組織の緻密化はコンクリートに作用する塩分などの外的因子の侵入を抑制し、コンクリートの劣化を抑える効果があります。右図はコンクリート表面に凍結防止剤が作用する環境を想定した供試体の塩分侵入深さや濃度を測定した結果です。塩分の作用条件は両者で同じですが、スマートジェットコンクリートへの塩分の侵入深さは一般的な超速硬鋼繊維補強コンクリートよりも小さく、塩分侵入を抑制していることがわかります。
EPMAマッピング画像

技術資料

技術資料は小野田ケミコ株式会社MI事業部へお問合せ下さい。



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