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研究開発事例


資源・環境・リサイクル

セメント産業における環境負荷低減活動

セメント産業の特徴

 
セメント産業は、自治体および他産業から発生した廃棄物・副産物を年間約2700万トン以上セメント原料としてリサイクルしています。また、これまで再利用が困難であった廃棄物をリサイクルする技術も積極的に開発しています。こうした活動が環境へ及ぼす影響を評価する方法としてLCA(ライフサイクルアセスメント)が注目されており、当社でも積極的に活用し始めています。
 

LCAとは?

 
製品の原料調達から製造・使用・廃棄に至るまでに環境へ与える影響を評価する手法のことです。(下図をクリックすると拡大表示します)
 
セメントのLCA
 
廃プラ(容器包装プラ)のセメント原燃料化

比重分離および溶融脱塩した容器包装プラスチックの全量を、セメント原燃料として活用する技術です。

 
1tの容器包装プラを利用した際のセメント製造までに発生するCO2量(左図)および天然エネルギー消費量(右図)
Blank: 廃プラ未使用時
Field test: 廃プラ使用時
※CPPs: 廃プラ
上の図は、現在セメント産業で検討中の廃プラスチック(容器包装プラスチック)をセメント製造用燃料として活用した際の二酸化炭素排出・天然エネルギー資源枯渇への影響を、実証試験に基づいて評価した結果です。
 

研究・技術開発
太平洋セメント中央研究所

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