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研究開発事例


資源・環境・リサイクル

廃棄物資源の有効利用

概要

 
廃プラスチックと廃ガラスびんをリサイクルする目的で、新エネルギー・産業技術総合開発機構1)からの助成を受け、廃プラスチックに含まれる塩素と廃ガラスびんに含まれるアルカリを反応させ、塩を分離し、残渣をセメントに再資源化する技術を開発しました。実際にパイロットスケール試験装置にてセメントクリンカを試製し、コンクリート試験を行い、市販ポルトランドセメントとの性状を比較した結果をご紹介します。
 

供試原料および試験装置

 
 
 

コンクリート試験結果

 
SiO2 Al2O3 Fe2O3 CaO MgO SO3 Na2O K2O Cl
20.95 5.37 3.28 63.52 1.54 2.04 0.69 0.01 0.006
 

圧縮強度試験結果(W/C=55%)

強度試験結果(W/C=55%)

 
1)新規リサイクル製品等関連開発「廃プラスチック含有塩素と廃ガラスびん含有アルカリの同時回収に関わる研究開発」で得られた成果によるものです。
 

研究・技術開発
太平洋セメント中央研究所

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