水資源の適正利用
当社グループのセメント工場で使用される水の多くは機器排気ガスや自家発電の冷却用です。工場からの排水は、これら冷却水で水質汚濁防止法上の汚水ではありません。臨海にある工場では、自家発電の冷却に海水を使用しています。場内で使用する淡水はすべて循環使用し(生活雑排水を除く)取水量の低減と排水による水域汚染の防止に努めています。
また、将来顕在化する可能性のある課題として、Water Risk Filter※を用いたリスク分析、水使用の状況の把握を行っています。
詳細は太平洋セメントレポートの該当ページを参照ください。
※ 世界自然保護基金(WWF)が開発した水リスクマップ。水資源不足、洪水、干ばつ、水量の季節変化、水質等の物理的リスク、規制リスク等による事業影響を評価する。